このサイトについて

  • このサイトには、これまでに蒐集した寺社の御朱印を掲載しています。
  • 通称を持つ寺社は、寺社名の後ろに丸括弧書しました。
  • 同じ都道府県内に同一名称の寺社が複数有り、通称名等で区別できない場合は、寺社名の後ろに大凡の所在地名を亀甲括弧書しました。
  • 複数の御朱印を持つ寺社の場合、以下の規則で見出しを附けました:
    • その寺社の御朱印を代表すると考えられるもの: その寺社名。
    • その他の御朱印: 寺社名の後ろにハイフン結びで御朱印の趣旨。
    • 塔頭寺院は、原則として本寺の一部と見なしました。
  • 霊場などの巡礼を目的とした一連の御朱印の場合、寺社名の後ろに巡礼名称・札所番号を角括弧書してあります。
  • 日附は参詣日・御朱印帳購入日・巡礼発願日をあらわしています。

記事一覧

御朱印帳 第三十五冊(菩提寺)

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購入地: 菩提寺(青森県むつ市) 
使用期間: 2014年9月22日~ 
大きさ: 182 × 123 (mm) 
価格: 1,000円 

 恐山にある菩提寺のオリジナル御朱印帳です。御朱印帳自体は恐らく汎用品のもので、京都の智積院でも似たような製品を購入したときがあります。ただ、表紙には地蔵尊の画と「霊場恐山」という文字が、金で箔押しされています。
 菩提寺の寺務所で販売されていて、購入時には表紙の「御朱印帳」と云う題字は書かれていませんが、寺務所の方にお願いして記入してもらいました。

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 御朱印帳はこのような紙製の鞘に収められています。

御朱印帳 第三十冊(高台寺)

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購入地: 高台寺(京都府京都市東山区)
使用期間: 2013年1月15日~
大きさ: 180 × 120 (mm)
価格: 1,000円

 高台寺のオリジナル御朱印帳で、わりと最近に発売されたものだそうです。高台寺の新しい御朱印帳は二種類有り、ひとつは、この「夢」と書かれた白色のもの、もう一つは蒔絵がデザインされた黒色のものがありました。いずれも、光沢のある表装になっています。また、裏面には「五七桐と十六菊」の紋が銀であしらわれています(スキャンでは銀地がうまく取り込めないので、黒色になっていますが)。

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 見返しのところには、高台寺の簡単な由緒書きと、表紙にある「夢」の解説が書かれています。高台寺は豊臣秀吉の正室であった、ねねが開いた寺ですが、この「夢」は秀吉が詠んだ

 露とおち 露と消えにし 我が身かな
 難波のことも 夢のまた夢

と云う歌に因んでいるようです。この「夢」の書は、庫裡の玄関にある衝立に認められており、遠くからですが実物を見ることができます。

御朱印帳 第十九冊(禅林寺)

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購入地: 禅林寺(京都府京都市左京区)
使用期間: 2011年6月29日~2014年1月3日
大きさ: 181 × 121 (mm)
価格: 1,000円

 もみじで有名な禅林寺(永観堂)のオリジナル御朱印帳です。表紙・裏表紙の一面にもみじの柄があしらわれています。スキャンした画像だとわからなくなってしまうのですが、実際には、もみじの葉の縁取りは金色の線で描かれています。

 表紙に寺院名などは書かれていませんが、裏表紙の見返しにひっそりと「総本山 永観堂 禅林寺」と印刷されていました。大きさはいわゆる「大判」で、茶色の鞘に収められて販売されていました。

 この御朱印帳、数ある寺社オリジナル御朱印帳の中にあって、上品且つ可愛いデザインの、出色の一冊ではないでしょうか。多くの寺社では、たとえばその寺社そのものをデザインした御朱印帳を販売していますが、寺社としての主張が前面に出すぎてあざとい印象を受けてしまったりとか、他の寺社で御朱印をもらう際(特に宗派が違ったりすると)一寸気まづかったりとか、そういう場合も多いと思われます。

 ところが、この永観堂の御朱印帳は永観堂のオリジナルでありながら、寺院としての「永観堂」そのものを前面に出さず、かといって、名物であるもみじのデザインではしっかりと主張していると云う、希有な例なのではないでしょうか。

 なお、表紙の表書きは、販売されている時には何も書かれていません。しかし、窓口の方に頼んだら、希望する文字を書いて頂けるようです。私の場合は「御朱印帖」だけではなく、名前も一緒に書いて下さいました。

御朱印帳 第十四冊(建仁寺「雲龍」)

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購入地: 建仁寺(京都府京都市東山区)
使用期間: 2011年1月11日~2011年8月17日
大きさ: 180 × 120 (mm)
価格: 1,400円(建仁寺の御朱印料込)

 海北友松の筆による「雲龍図」(建仁寺方丈の襖絵)がデザインされた、建仁寺オリジナルの御朱印帳です。二匹の龍が表紙と裏表紙にそれぞれあしらわれていて、絹目光沢の紙に印刷されています。また、御朱印帳本体の紙は少し黄色味がかったものです。

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 見返しと第一頁には、栄西禅師が著した仏教書『興禅護国論』の序文と、その冒頭の「大哉心乎(大いなる哉心乎)」の文字が印刷されています。

 この御朱印帳は、厚紙で出来た鞘に収められていて、その鞘は建仁寺の寺紋(二引の桐)を背景にして、「雲龍」の銀文字が書かれています。この鞘の内側も銀色の鏡面仕上げ(要するに銀ピカ)になっていて、見えないところまで作り込みが細かいです。

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 鞘の上からさらに、ハトロン紙が掛けられた状態で売られていました。南禅寺の「群虎図」御朱印帳と似たような感じですが、価格は御朱印料込で1,400円と、南禅寺のものより実質的に300円安いです(南禅寺の場合は、御朱印料と併せて1,700円でした)。

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御朱印帳 第十二冊(南禅寺「群虎図」)

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購入地: 南禅寺(京都府京都市左京区)
使用期間: 2010年12月14日~2011年4月19日
大きさ: 180 × 120 (mm)
価格: 1,400円

 狩野探幽の筆による「群虎図」(南禅寺小方丈の障壁画で重要文化財)の、南禅寺オリジナル御朱印帳です。本来は四面からなる襖絵ですが、この御朱印帳には中央の二面(二頭の虎の部分)がそれぞれ、表紙と裏表紙にあしらわれていて、絹目光沢の紙に印刷されています。また、本体の紙は少し黄色味がかったものです。

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 見返しの部分には、南禅寺開山(初代住職)の無関普門による遺偈が書かれています。

 來無所從
 去無方所
 畢竟如何
 喝
 不離當所

 この御朱印帳は、厚紙で出来た鞘に収められていて、その鞘にも白黒で「群虎図」が印刷されています。

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 そして、その鞘の上からさらに、ハトロン紙が掛けられた状態で売られていました。価格は高いですが、なかなか豪華な御朱印帳です。

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御朱印帳 第八冊(誓願寺)

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購入地: 誓願寺(京都府京都市中京区)
使用期間: 2010年11月16日~2010年12月18日
大きさ: 183 × 122 (mm)
価格: 1,000円

 誓願寺のオリジナル御朱印帳です。表紙(画像上)には誓願寺に所縁のある和泉式部の肖像、裏表紙(画像下)には誓願寺の寺紋「三つ盛り亀甲に花菱」があしらわれています。また、硬質プラスチックの鞘がついています。

 第六冊の御朱印帳(智積院で購入、汎用品?)とほぼ同じ大きさです。おそらくこの大きさは、御朱印帳の一般的な大きさのひとつ(「大判」と云えばよいのでしょうか?)なのだろうと思われます。

 この御朱印帳は、寺院の御朱印専用にしています。

御朱印帳 第五冊(立石寺)

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購入地: 立石寺(山形県山形市)
使用期間: 2002年10月9日~2010年10月12日
大きさ: 160 × 111 (mm)

 立石寺のオリジナル御朱印帳です。表紙(画像上)には山寺仁王門、裏表紙(画像下)には松尾芭蕉の意匠があしらわれています。厚手ナイロンの透明カバーが掛けられています。

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