このサイトについて

  • このサイトには、これまでに蒐集した寺社の御朱印を掲載しています。
  • 通称を持つ寺社は、寺社名の後ろに丸括弧書しました。
  • 同じ都道府県内に同一名称の寺社が複数有り、通称名等で区別できない場合は、寺社名の後ろに大凡の所在地名を亀甲括弧書しました。
  • 複数の御朱印を持つ寺社の場合、以下の規則で見出しを附けました:
    • その寺社の御朱印を代表すると考えられるもの: その寺社名。
    • その他の御朱印: 寺社名の後ろにハイフン結びで御朱印の趣旨。
    • 塔頭寺院は、原則として本寺の一部と見なしました。
  • 霊場などの巡礼を目的とした一連の御朱印の場合、寺社名の後ろに巡礼名称・札所番号を角括弧書してあります。
  • 日附は参詣日・御朱印帳購入日・巡礼発願日をあらわしています。

記事一覧

清和院 [洛陽三十三所観音霊場 第三十三番(三巡目)]

ファイル 588-1.jpg

寺院名: 清和院
宗派: 真言宗智山派 
所在地: 京都府京都市上京区 

「聖観世音菩薩」 
 
 最後の二文字の「ササ」は「菩薩」の略字ですが、真言宗智山派の寺院の御朱印でよく見るように思います。そこで、ご住職に「智山派に特有な書き方なのでしょうか」とお伺いしたところ、「そうかどうか分からないけれども、師匠からこの様に習ったのです」とのことでした。 

[洛陽三十三所観音霊場 第三十三番(三巡目)] 
聖観音菩薩 

清和院 [洛陽三十三所観音霊場 第三十三番(二巡目)]

ファイル 505-1.jpg

寺院名: 清和院
宗派: 真言宗智山派 
所在地: 京都府京都市上京区 

「聖観世音菩薩」 
 
 一巡目の時と同じくご住職の筆によるものなのですが、何度書いていただいても、洛陽観音巡りの中でも特に印象的な筆跡と思います。 
 最後の二文字は「くさかんむり」二つですが、これで「ぼさつ」と読みます。「菩薩」の文字は難しいので、くさかんむり二つに省略して書く(「ササぼさつ」)のですと、解説していただきました。同様の例としては、東京の普門院がありましたが、こちらも真言宗智山派の寺院です。こういう書き方が真言宗(あるいは智山派)に特有なものなのか、それとも他でも一般的に行われているのかは不詳です。 

[洛陽三十三所観音霊場 第三十三番(二巡目)] 
聖観音菩薩 

清和院 [洛陽三十三所観音霊場 第三十三番]

ファイル 405-1.jpg
寺院名: 清和院 [洛陽三十三所観音霊場 第三十三番]
宗派: 真言宗智山派 
所在地: 京都府京都市上京区 

「聖観世音菩薩」 
 
 清和院・福勝寺・地蔵院・東向観音寺は、いずれも洛陽観音霊場の札所で、位置的にもわりと近接しています。東向観音寺は去年既にお詣りした関係で、残りの三箇所をお詣りすることにしました。

 この清和院は札所番号三十三番ですので、本来ならば最後にお詣りして結願にしようと思っていたんですが、秋の特別公開に合わせて東寺にお詣りしようという、どちらかというと世俗的な事情から、東寺が最後になりそうです。

 もっとも、今回は事前に予約をしていなかったのと(やはり世俗的な事情で)時間が押していたのとで、本堂の拝観ができませんでしたから、いずれにしてもまたお詣りすることになりそうです。それに、京都通いは当分続きそうな気がしますので、おそらく洛陽観音巡礼も、今後も回数を重ねることになるかと思われます(但し、聖観音像自体は、現在は九州国立博物館に所蔵されているとのことです)。

 それにしてもこの御朱印の筆跡、何とも融通無碍で味わい深い、素晴らしいものと思いました。 


[洛陽三十三所観音霊場 第三十三番] 
聖観音菩薩 

御詠歌 
ファイル 405-2.jpg

清和院

ファイル 404-1.jpg

寺院名: 清和院
宗派: 真言宗智山派 
所在地: 京都府京都市上京区 

「清和地蔵尊」 
 
 洛陽観音巡礼の結願所でもあるお寺ですが、ご本尊は地蔵菩薩です。私がお詣りしたときは、本堂の扉は閉じられており直接に拝観できなかったのですが、事前に予約してもらえれば説明も交えて拝観可能とのこと。是非またお詣りしようと思います。

ページ移動

  • 前の頁
  • 次の頁