このサイトについて

  • このサイトには、これまでに蒐集した寺社の御朱印を掲載しています。
  • 通称を持つ寺社は、寺社名の後ろに丸括弧書しました。
  • 同じ都道府県内に同一名称の寺社が複数有り、通称名等で区別できない場合は、寺社名の後ろに大凡の所在地名を亀甲括弧書しました。
  • 複数の御朱印を持つ寺社の場合、以下の規則で見出しを附けました:
    • その寺社の御朱印を代表すると考えられるもの: その寺社名。
    • その他の御朱印: 寺社名の後ろにハイフン結びで御朱印の趣旨。
    • 塔頭寺院は、原則として本寺の一部と見なしました。
  • 霊場などの巡礼を目的とした一連の御朱印の場合、寺社名の後ろに巡礼名称・札所番号を角括弧書してあります。
  • 日附は参詣日・御朱印帳購入日・巡礼発願日をあらわしています。

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禅林寺(永観堂)

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寺院名: 禅林寺(永観堂)
宗派: 浄土宗西山禅林寺派
所在地: 京都府京都市左京区

「顧阿彌陀如来」

御朱印帳 第十九冊(禅林寺)

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購入地: 禅林寺(京都府京都市左京区)
使用期間: 2011年6月29日~2014年1月3日
大きさ: 181 × 121 (mm)
価格: 1,000円

 もみじで有名な禅林寺(永観堂)のオリジナル御朱印帳です。表紙・裏表紙の一面にもみじの柄があしらわれています。スキャンした画像だとわからなくなってしまうのですが、実際には、もみじの葉の縁取りは金色の線で描かれています。

 表紙に寺院名などは書かれていませんが、裏表紙の見返しにひっそりと「総本山 永観堂 禅林寺」と印刷されていました。大きさはいわゆる「大判」で、茶色の鞘に収められて販売されていました。

 この御朱印帳、数ある寺社オリジナル御朱印帳の中にあって、上品且つ可愛いデザインの、出色の一冊ではないでしょうか。多くの寺社では、たとえばその寺社そのものをデザインした御朱印帳を販売していますが、寺社としての主張が前面に出すぎてあざとい印象を受けてしまったりとか、他の寺社で御朱印をもらう際(特に宗派が違ったりすると)一寸気まづかったりとか、そういう場合も多いと思われます。

 ところが、この永観堂の御朱印帳は永観堂のオリジナルでありながら、寺院としての「永観堂」そのものを前面に出さず、かといって、名物であるもみじのデザインではしっかりと主張していると云う、希有な例なのではないでしょうか。

 なお、表紙の表書きは、販売されている時には何も書かれていません。しかし、窓口の方に頼んだら、希望する文字を書いて頂けるようです。私の場合は「御朱印帖」だけではなく、名前も一緒に書いて下さいました。