このサイトについて

  • このサイトには、これまでに蒐集した寺社の御朱印を掲載しています。
  • 通称を持つ寺社は、寺社名の後ろに丸括弧書しました。
  • 同じ都道府県内に同一名称の寺社が複数有り、通称名等で区別できない場合は、寺社名の後ろに大凡の所在地名を亀甲括弧書しました。
  • 複数の御朱印を持つ寺社の場合、以下の規則で見出しを附けました:
    • その寺社の御朱印を代表すると考えられるもの: その寺社名。
    • その他の御朱印: 寺社名の後ろにハイフン結びで御朱印の趣旨。
    • 塔頭寺院は、原則として本寺の一部と見なしました。
  • 霊場などの巡礼を目的とした一連の御朱印の場合、寺社名の後ろに巡礼名称・札所番号を角括弧書してあります。
  • 日附は参詣日・御朱印帳購入日・巡礼発願日をあらわしています。

記事一覧

仲源寺(目疾地蔵) [洛陽三十三所観音霊場 第十六番(二巡目)]

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寺院名: 仲源寺(目疾地蔵) 
宗派: 浄土宗 
所在地: 京都府京都市東山区 

「大悲殿」 

 祇園の街中にあるお寺なので観光客もよく立ち寄るのですが、観光地というよりもむしろ街の人たちが祈願に訪れるお寺という雰囲気です。

 御本尊は大きな地蔵菩薩で、境内の片隅にある観音堂に千手観音像が祀られています。長い年月を経てだいぶ煤けた感じの観音像ですが、かなりの大きさがあります。すぐ間近で(といってもガラス越しですが)拝観できるのですが、私は何とも云えない生々しい存在感を感じます。それもあってか、祇園を通る時には、つい、いつも仲源寺に立ち寄ってしまうのです。 

[洛陽三十三所観音霊場 第十六番(二巡目)] 
千手観音菩薩 

長楽寺 [洛陽三十三所観音霊場 第七番(二巡目)]

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寺院名: 長楽寺 
宗派: 時宗 
所在地: 京都府京都市東山区 

「大悲殿」 

 洛陽観音巡礼一巡目の時は雨の中のお詣りでしたが、谷間に位置するこのお寺には雨の雰囲気がよく似合うと思いました。

 今回は雨ではなかったのですが、冬の日の早い夕暮れのため、谷間は既に薄暗くなってきていて、何とも寒々しい感じでした。それもまた、良い雰囲気でした。

[洛陽三十三所観音霊場 第七番(二巡目)] 
准胝観音菩薩 

高台寺

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寺院名: 高台寺 
宗派: 臨済宗建仁寺派 
所在地: 京都府京都市東山区 

「佛心」  

 高台寺の新しい御朱印帳を購入したついでに、高台寺の御朱印も(改めて)頂きました。

御朱印帳 第三十冊(高台寺)

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購入地: 高台寺(京都府京都市東山区)
使用期間: 2013年1月15日~
大きさ: 180 × 120 (mm)
価格: 1,000円

 高台寺のオリジナル御朱印帳で、わりと最近に発売されたものだそうです。高台寺の新しい御朱印帳は二種類有り、ひとつは、この「夢」と書かれた白色のもの、もう一つは蒔絵がデザインされた黒色のものがありました。いずれも、光沢のある表装になっています。また、裏面には「五七桐と十六菊」の紋が銀であしらわれています(スキャンでは銀地がうまく取り込めないので、黒色になっていますが)。

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 見返しのところには、高台寺の簡単な由緒書きと、表紙にある「夢」の解説が書かれています。高台寺は豊臣秀吉の正室であった、ねねが開いた寺ですが、この「夢」は秀吉が詠んだ

 露とおち 露と消えにし 我が身かな
 難波のことも 夢のまた夢

と云う歌に因んでいるようです。この「夢」の書は、庫裡の玄関にある衝立に認められており、遠くからですが実物を見ることができます。

青龍寺(伽羅観さん) [洛陽三十三所観音霊場 第九番(二巡目)]

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寺院名: 青龍寺(伽羅観さん) 
宗派: 浄土宗 
所在地: 京都府京都市東山区 

「大悲殿」 

 青龍寺は、洛陽三十三所の札所の中でも、特に小さいお寺のひとつと思います。一大観光地である高台寺の向かいにあるのですが、外見上はふつうの古民家という雰囲気で、洛陽観音巡礼の幟がたっていなかったら、ちょっと入りづらいかも知れません。

 境内も、ふつうのお宅の庭先という感じですが、法然上人が六時礼讃に用いたという石が置かれています。多分、隕鉄なのではないかと思いますが、小石で叩くと鉦のような「カンカン」と云う金属音を聴くことができます。

[洛陽三十三所観音霊場 第九番(二巡目)] 
聖観世音菩薩 

實報寺 - 御首題

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寺院名: 實報寺 - 御首題 
宗派: 日蓮本宗 
所在地: 京都府京都市東山区 

「南無妙法蓮華経」 

 實報寺には、去年ぐらいから何度も(たしか五回目)お詣りしているにもかかわらず、どういう訳か、いつも上人様が不在の時ばかりでした。今回もご不在だったのですが、翌週にもう一度来ると云うことにして御首題帳をお預けしてきました。そんな訳で、やっと御首題をいただくことができました。はじめから、御首題帳を預けてくれば良かったんですが。

 鳥辺山にいくつかある日蓮系の寺院のうち、もっともふもとに近いところにあるのが實報寺です。他の寺院はみな日蓮宗ですが、このお寺だけは要法寺系の日蓮本宗です。それもあってか、印影の「玄宗極地 本持上行 扶桑恵日 長照閻浮」(この出典は不詳なんですが、日蓮聖人の御書でしょうか?)は、要法寺のものと同じ内容のようです。