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ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)から、フォトブック「ファッション・アイ ニューヨーク」、「ファッション・アイ シンガポール」が登場。

“旅の真髄(こころ)”を写したフォトブック
ルイ・ヴィトンルイヴィトンコピー 代金引換激安(LOUIS VUITTON) ファッション・アイ|写真1
©LOUIS VUITTON
「ファッション・アイ」シリーズは、メゾンが大切にしてきた“旅の真髄(こころ)”を写真で表現するフォトブックコレクション。選び抜かれたファッションフォトグラファーたちが、それぞれ独自の視点で切り取った都市や自然の風景、現地で暮らす人々の写真を収録している。今回は、アメリカ・ニューヨークと、シンガポールにフォーカスを当てた2冊の新刊が登場する。

「ファッション・アイニューヨーク」
「ファッション・アイ ニューヨーク」 6,820円
「ファッション・アイ ニューヨーク」 6,820円
©LOUIS VUITTON
「ファッション・アイ ニューヨーク」では、多くのファッションブランドとコラボレーションしてきたフォトグラファーのケイティ・バーネットが撮影を担当。iPhoneで撮影した夏のニューヨークの写真をコラージュした作品を収録する。地下鉄や高層ビル、煙、自由の女神像など、ニューヨークを象徴するモチーフを独自の構図で捉え、自らを主人公とする”背景”として表現した。

「ファッション・アイシンガポール」
「ファッション・アイ シンガポール」6,820円
「ファッション・アイ シンガポール」6,820円
©LOUIS VUITTON
「ファッション・アイ シンガポール」の写真を手がけたのは、遊び心ある構図やノスタルジックなフィルム写真が特徴のミン・ヒョヌ。フォトブックには、その土地に住む人々の労働や倦怠、余暇の一瞬を切り取った写真を収めた。装飾的な寺院の屋根と超高層ビルが共存し、熱帯植物のように力強く発展し続けるシンガポールの独特なムードを写し出している。

【詳細】
「ファッション・アイ ニューヨーク」、「シンガポール」6,820円
発売日:2025年6月23日(月)
取扱店舗:ルイ・ヴィトン ストア、一部の書店、一部コンセプトストア、公式オンラインストア

【問い合わせ先】
ルイ・ヴィトン クライアントサービス
TEL:0120-00-1854

キジマ タカユキ(KIJIMA TAKAYUKI)とエド ロバート ジャドソン(ED ROBERT JUDSON)のコラボレーションによるウィメンズバレッタが登場。

スクエア&トライアングル型のコラボバレッタ
×エド ロバート ジャドソン スクエアバレッタ26,400円
×エド ロバート ジャドソン スクエアバレッタ26,400円
キジマ タカユキとエド ロバート ジャドソンが、エルメスバッグスーパーコピー 代引き初のコラボレーション。レザーとメタルパーツを組み合わせた2型のバレッタを展開する。

バックル付きベルトのバレッタ
×エド ロバート ジャドソン スクエアバレッタ26,400円
×エド ロバート ジャドソン スクエアバレッタ26,400円
一方のバレッタは、スクエアフォルムのレザーでデザイン。メタルバックル付きのレザーベルトをあしらい、存在感ある佇まいに仕上げた。

トライアングルフォルムのバレッタ
×エド ロバート ジャドソン トライアングルバレッタ26,400円
×エド ロバート ジャドソン トライアングルバレッタ26,400円
他方は、レザーを用いてトライアングルフォルムに。ピッケルホルダーを彷彿とさせるメタルモチーフをあしらい、レザーのストラップを2本組み合わせている。

ブラック&ブラウンの2色展開
×エド ロバート ジャドソン スクエアバレッタ26,400円
×エド ロバート ジャドソン スクエアバレッタ26,400円
カラーは、いずれもブラックとブラウンの2色展開だ。

詳細
エド ロバート ジャドソン×キジマ タカユキ
発売日:2025年7月19日(土)
取扱店舗:キジマ タカユキ 代官山・渋谷パルコ、エド ロバート ジャドソン、エスティー・カンパニー 高崎、キジマ タカユキ オンラインストア ほか
展開アイテム:
・×エド ロバート ジャドソン スクエアバレッタ26,400円
・×エド ロバート ジャドソン トライアングルバレッタ26,400円
カラー:いずれも ブラック、ブラウン

ポレーヌ(Polène)から、新作ウィメンズバッグ「ネユ(Neyu)」が登場。

まるで“第二の肌”しなやかになじむボディバッグ「ネユ」
「ネユ」103,000円
「ネユ」103,000円
ポレーヌの新作「ネユ」は、まるで“第二の肌”のように馴染むボディバッグ。ディオールコピー n級日本語の“しなやか”に着想を得て名付けており、柔らかさ・滑らかさ・身につけた人に自然と寄り添う感覚を表現している。

プリーツとレザードレープが生む流れるようなシルエット
「ネユ」103,000円
「ネユ」103,000円
特徴的なのは、フロナージュというドラム回転加工により生み出した独特のフォルム。曲線美を際立たせるプリーツと構築的なレザードレープにより、肩からウエストにかけて、ひねりが効いた流れるような美しいシルエットを生んでいる。どんな体型にもやさしく、しなやかにフィットしてくれる。

「ネユ」103,000円
「ネユ」103,000円
身体側にファスナーの開口部を設けているので、旅行先での荷物の取り出し時にも安心。ショルダーストラップは7段階で長さの調整が可能なので、クロスボディとして、また肩にかけてショルダーバッグ風として好みやスタイルに合わせた楽しみ方ができる。

「ネユ」103,000円
「ネユ」103,000円
カラーは、ベージュ、コニャック、チョーク、ブラック、トープの全5色。同系色のステッチでさりげなくアクセントをプラスした、エレガントなカラーラインナップだ。

【詳細】
「ネユ」103,000円
発売日:2025年7月15日(火)
販売場所:ポレーヌ表参道店、ポレーヌ公式ウェブサイト
サイズ:W40×H15×D8cm
重量:約350g

クレージュ(Courrèges)から、2025年秋冬コレクションの新作ウィメンズウェア&バッグが登場。

上着をかけられるストラップ付きバッグ
HOLY ECLIPSE レザー バッグ 130,000円
HOLY ECLIPSE レザー バッグ 130,000円
フェンディ スーパーコピースムースレザーのバッグ「ホーリー エクリプス(HOLY ECLIPSE)」は、反円を描くようなシルエットが印象的。バッグの下部にはストラップが付いており、上着を脱いだ時にはストラップに掛けて持ち運ぶことができる。

またバッグ上部は、ハンドルに加えてショルダーストラップも付属しており、肩掛けと手持ちのどちらでも使える仕様。カラーはブラックとホワイトの2色展開となる。

“まるで靴下”なリブニットブーツ
ヌード リブ ニット アンクル ブーツ 175,000円
ヌード リブ ニット アンクル ブーツ 175,000円
スタイリッシュなブーツには温かみのあるリブニット素材を採用。一見すると靴下のようなルックスと、コンテンポラリーな細身のヒールを組み合わせた、個性的な1足だ。

ワンショルダーのアシンメトリータンクトップ
アシンメトリカル バックル タンク トップ 55,000円
アシンメトリカル バックル タンク トップ 55,000円
メタルバックルがアクセントのタンクトップは、アシンメトリーなデザインが魅力。片側のショルダーを首に掛け、もう片方の金具付きストラップは腕に通す仕様となっている。また、大胆にあいた背中のデザインもポイントだ。

ドッキング風Tシャツ
サークル コントラスト T-シャツ 45,000円
サークル コントラスト T-シャツ 45,000円
ホワイト生地の上からブラック生地をドッキングしたようなTシャツも登場。タイトなシルエットがボディラインを美しく引き立てる。

このほか、滑らかな曲線を描くハンドバッグや、艶やかなスリングバックサンダルなどが揃う。

【詳細】
クレージュ 2025年秋冬 新作ウェア&バッグ
取扱店舗:クレージュ店舗、クレージュ公式オンラインストア
アイテム:
・HOLY ECLIPSE レザー バッグ 130,000円
・ヌード リブ ニット アンクル ブーツ 175,000円
・アシンメトリカル バックル タンク トップ 55,000円
・サークル コントラスト T-シャツ 45,000円

【お問い合わせ先】
エドストローム オフィス

今回はラバーストラップを備えた八角形のアイコンモデルに登場。

本日、G-SHOCKはフラッグシップである高級ラインMR-Gシリーズに新たなモデルMRG-B2100R-2AJRを発表した。数年前、5000シリーズの角形G-SHOCKのアイコンがMR-G仕様として登場したが、昨年初めて大人気の2100シリーズがラグジュアリーなアップグレードを受けた。これまでにチタン製とコバリオン(COBARION)製の2モデルが登場している。

新年の幕開けとして、G-SHOCKはMRG-B2100の第3弾を発表した。今回はMRG-B5000BAでも採用された人気の青墨カラーを取り入れたモデルである。ブラックDLCコーティングが施された光沢のあるチタン製ケースに、日本の墨流し技法から着想を得た深いブルーのアクセント、そしてわずかに配されたゴールドが特徴だ。このモデルも同シリーズの八角形ベゼルを持つほかのバリエーションと同様、日本の木組み技法にインスパイアされたダイヤルデザインを採用した。立体感のあるダイヤルにはブルーの格子状パターン、その上にアプライドインデックスを配しており、小さな開口部からソーラー充電機能を支える暗色のソーラーパネルが垣間見える。

G-SHOCKのアイコンモデルがMR-G仕様になってもそのシルエット自体は、リシャールミルスーパーコピー優良サイトはるかに低価格な通常モデルと変わらない。しかし数千ドル級のカシオが際立つ理由のひとつが、外装の仕上げの品質とその複雑さである。これは実際に手に取って見なければその真価を実感するのは難しいだろう。コバリオン製のベゼルは、27個のパーツを精密に組み合わせて構成し、44.4mmのケースを形成している。さらに一部の小さなパーツにはブルーPVDコーティングをあしらい、ダイヤルトーンと統一感を持たせている。MR-Gラインのポリッシュ仕上げには、同じジャパンブランドから言葉を借りると“ザラツ研磨”が採用されている。

2100MRGシリーズとしては初めて、約1年前に登場したMRG-B5000R-1から採用された新しいラバーストラップを導入。これは一般的なG-SHOCKの薄い樹脂ストラップとは大きく異なる装着感を提供する。ストラップのエンドリンク部分にはチタンインサートが成形されており、チタン製のツイントリガークラスプを採用。さらにストラップには適切なサイズにカットするための溝が設けられており、余分なストラップのはみ出しを防ぐ仕様となっている。つまりこのモデルでは、自分の手首に合わせてサイズを調整する必要があるのだ。

技術的な面では、G-SHOCKの持つ機能がすべて詰め込まれている。ダイヤルを通じたソーラー充電に加え、MRG-B2100R-2AJRはマルチバンド6(いわゆる電波受信機能)、スマートフォンと連携できるBluetooth接続による簡単な時刻調整やタイムゾーン変更機能、さらにデイト窓とデイインジケーターのための自動調整型永久カレンダーを搭載している。さらにすべてのMR-Gシリーズと同様、このモデルもハイエンドモデル専用の山形カシオ「プレミアムプロダクションライン」で製造されている。

MRG-B2100R-2AJR 青墨の価格は55万円(税込)で、現在発売中だ。

我々の考え
多くの人にとって、G-SHOCKに約50万円の価格がつくというのは理解しがたいことだろう。その気持ちはよく分かる。しかし同時に、私はこのカテゴリーの時計が大好きだ。誰もが知る普遍的なデザインの時計を一切の妥協なく仕上げるという発想...そこがいい。これは高級クォーツのグランドセイコーや、プラチナケースにメテオライトダイヤルを備えたムーンウォッチと同じコンセプトだ。購入を考えたことがなくても、こうした時計には心引かれるものがある。

実物を手に取ると、この時計の持つ存在感に圧倒される。確かに、そのつくり込みは価格に見合ったものだ。そして多くの人がデジタルウォッチのブランドとして認識しているG-SHOCKにおいて、この精巧なクラフトマンシップと手作業の仕上げこそがMR-GをMR-Gたらしめている要素のひとつだ。忘れてはならないのは、グレード5のチタンが手作業でザラツ研磨されている点である。

このラバーストラップはまさにゲームチェンジャーだ。個人的に所有しているMRG-B5000R-1(そう、昨年発売されたときに購入し、今も愛用している)もその快適さは圧倒的で、正直なところ価格が3倍するスイス製機械式時計の高級ラバーストラップよりも優れていると感じる。G-SHOCKのストラップに関して、個人的に不満だったのは、多くのモデルでストラップが長すぎることだ。しかしこのカット・トゥ・サイズのデザインなら自分の手首にぴったりとフィットする。もしこの時計をすぐに手放す予定がないのであれば、より洗練された解決策と言えるだろう。

しかしMR-Gラインの新しい2100シリーズによって、G-SHOCKはこれまでで最もシンプルなアナログウォッチを提供することになった。MRG-B2000シリーズよりもはるかにエレガントで、日常使いしやすいデザインだ。価格帯としてはスポーティなグランドセイコー 9Fクォーツモデルと正面から競合するが、ターゲットとする顧客層はまったく異なる。青墨のカラースキームをこのモデルに採用するのは、シリーズの進化として自然な流れに思える。ただひとつ願うとすれば、G-SHOCKがコーティングを施していないモデルで、もっと大胆なカラーバリエーションに挑戦してくれることだ。

基本情報
ブランド: G-SHOCK
モデル名: MR-G
型番: MRG-B2100R-2AJR

直径: 44.4mm
厚さ: 13.6mm
ケース素材: チタン/コバリオン(COBARION)
文字盤: ブルー
インデックス: アプライド
夜光: LED
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: ラバーストラップ

ムーブメント情報
キャリバー: 5718モジュール(タフソーラー)
機能: 時・分・秒表示、永久カレンダー(曜日・日付)、電波受信機能、Bluetooth接続、ソーラー充電

アルトが70年代デザインを取り入れたアート 01を発表。

カルティエのシニア・ウォッチ・デザイナー、ラファエル・アベイヨン氏がクリエイティブ・ディレクターとして参加している。

カルティエのシニア・ウォッチ・デザイナーであり、クラシックなカルティエ デザインの再解釈から、「サントス デュモン リワインド」のような大胆な時計まで手がけた人物、ラファエル・アベイヨン(Raphaël Abeillon)氏がカルティエを離れ、聞いたこともないアルト(ALTO)というブランドに加わると聞いて少し驚いた。しかし、多くの点でそれは納得のいく話でもあった。

カルティエスーパーコピー優良サイトアルトはパリを拠点とする新ブランドであり、自動車、アート、建築に情熱を注ぐティボー・ギタール(Thibaud Guittard)氏によって設立された。ギタール氏はオーデマ ピゲに勤務していた経歴を持ち、数年前にラファエル・アベイヨン氏と出会い、一緒に仕事をするアイデアを持ちかけた。しかしその当時アベイヨン氏はカルティエに留まることに満足していたため、この話は実現しなかった。そこでギタール氏は約5年の歳月をかけて、自身の時計ブランドの構想を現実のものとするために取り組んだ。

このブランドのコンセプトは、時計づくりの根幹から芸術的なアプローチを採用し、1970年代のウェッジシェイプ(くさび形)を特徴とするカーデザインのアイコンからインスピレーションを得ることにあった。もしフィリッポ・サピーノ(Filippo Sapino)氏や彼がてがけたコンセプトカー(フェラーリ 512S ベルリネッタ・スペチアーレ、ランチア ストラトス HF ゼロ、VW-ポルシェ タピロ)の名を知っているなら、この時計はまさにあなたの琴線に触れるかもしれない。

Alto Art 01
この時計は、多方面の専門家によるコラボレーションの結晶である。作家兼写真家のマチュー・セザール(Mathieu Césa)氏、時計デザイナーのバース・ヌスバウマー(Barth Nussbaumer)氏、アーティストのヨルゴ・トルーパス(Yorgo Tloupas)氏、そしてムーブメント開発を手がけるル・セルクル・デ・オルロジェ(Le Cercle des Horlogers)が協力し、それぞれの知見を結集させた。そしてついに最初のアート 01が完成したとき、ギタール氏とアベイヨン氏は再びつながり、彼らが共有するクルマとアートへの情熱を再確認した。アベイヨン氏にとっても新たな挑戦を試みるには絶好のタイミングだった。その結果生まれたのがこの2本の時計、アート 01 モノクロームのグレーとブラックである。

新しいアート 01 モノクロームは、これまでと同様にファセット加工が施された角張ったデザインのチタンケースを採用し、サファイアクリスタル、ファセットと曲線を融合させた外装形状、そして半球状のインナースペースを備えている。文字盤には六角形の幾何学模様が刻まれた真鍮製のダイヤルを採用し、ビーズブラスト加工のあとにブラックコーティングを施している。これにより現在の時計業界でトレンドとなっているシェイプウォッチ(独自のケースフォルムを持つ時計)の流れに合致しつつも、カルティエ タンクやロレックス キングマイダスといった過去の名作の単なる焼き直しではない、独自の一体感を持つデザインに仕上がっている。さらに、チタンケースにはブラックまたはグレーのDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングをすることで新たな効果を生み出す。しかしこの時計の魅力はそれだけにとどまらない。

我々がなぜ気に入ったのか
これらがデザイン性を前面に押し出した時計であることは間違いない。風防、ダイヤル、ケースが光と影とともに織りなす表情は魅力的であり、デザインと時計製造の融合を目指したほかの時計と比べても単調さがない。彫刻的でありながら、従来の時計デザインとは一線を画す存在だ。時計業界はこうしたアプローチにもう少し注目すべきではないだろうか。だがこれは単なるデザイン重視のモデルではない。

本作に搭載されるCal.A01マイクロローター・ムーブメントは、文字盤側のデザインと見事に調和した魅力的な構造を持つ。メインプレートにはチタンを採用し、直線的なブリッジには無垢のままのサテン仕上げが施され、さらに高級ムーブメントに求められる面取りもていねいに施されている。そのフォルムは独特の角ばったデザインで、洗練されたインダストリアルな美しさを備えている。このムーブメントはバース・ヌスバウマー氏が設計し、ル・セルクル・デ・オルロジェが製造を担当。2万8800振動/時(4Hz)の振動数を持ち、約48時間のパワーリザーブを誇る。基本構造はスピーク・マリンやトリローブでも採用されているが、本作はそれらとは一線を画す独自の個性を放つ。

Cal.A01ムーブメントの最も奇妙な特徴は、秒針だけが逆回転することだ。これは最近登場したいくつかの時計が取り入れている“時間の概念を遊ぶ”アプローチに通じる。たとえばカルティエ サントス デュモン リワインドやジェブデ・レジェピ(Xhevdet Rexhepi)氏のミニット・イネルテが思い浮かぶ。ただし本作はそれらとは異なり、一貫した視認性の高い時刻表示を備えている。さらにサファイア風防の製造は複雑だったに違いないが、実際に着用してみると視認性に問題はなかった。

最後に、41mmのスクエアケースというサイズにもかかわらず、この時計の装着感はとても快適だ。重量はわずか56gと軽量で、ラバーストラップが手首にしっかりとなじむ。アートピースのような時計はしばしば実用性とのバランスに苦戦するものだが、アルトのアート 01はその点においても見事な仕上がりとなっている。

価格は“要問い合わせ”とされているが、最初のリリース時は約2万ドル(日本円で約300万円)であった。新興ブランドといえば“マイクロブランド”の価格帯を想像しがちだが本作はそれとは異なり、エントリーレベルの価格設定とは言えない。しかし最初のアート 01は非常に高い評価を受け、すでに完売している。この新作モノクロームも同様に、すぐに市場から姿を消すことになるかもしれない。

次に来るもの
アルトのチームは今後のモデル展開について多くの構想を持っているが、その詳細はまだ明かされていない。ただ、ギタール氏とアベイヨン氏は、今年後半に登場予定のアート 01の新バージョンを見せてくれた。それはコレクションに新たな魅力を加える、非常に興味深いモデルになりそうだった。アベイヨン氏は、アート 01で確立したデザイン言語をどのように進化させるかが、これからの大きな挑戦になると語っていた。カルティエでは長い歴史を背負ったデザインのなかでの仕事だったが、アルトではまったく新しいものを生み出す機会に恵まれている。この挑戦が彼にとって新たな創造のステージとなることは間違いない。

カルティエ」デュアルタイムは、100年以上の歴史を持つ「サントス」としてとして初めて第二時間帯を搭載したモデルだ。

通常の時刻表示に加え、6時位置のサブダイヤル上で12時間で1回転するデュアルタイム表示を備えている。“魔法”をテーマにユニークなモデルが数多く見られた2024年の新作群においても、このデュアルタイムは大きな話題を呼んだ。なお、本作は同年の9月に発売されている。

第二時間帯を備えつつ、スマートな“トラベルウォッチ”にアレンジ
本作はGMTウォッチとして分類するなら“Caller GMT”、すなわちGMT針単独可動型にあたる(Caller GMTについての詳細はこの記事をチェック)。3時位置のリューズを1段階引き出し、奥側に回転させることで6時位置の第二時間帯表示のGMT針が1時間ずつ進んでいく。GMTウォッチでは昼と夜の別がわかるよう24時間表示が用いられることが多いが、本作ではサブダイヤルの上部に小窓を設け、午前6時に白に、午後6時に黒に切り替わるようになっている。昼夜を瞬時に判別できることに加え、この存在が本作を第二時間帯を備えた時計としてデザイン的に認識させてくれているように見える。

カルティエ時計コピーNランク 代金引換「サントス ドゥ カルティエ」LMサイズ。6時位置のデイト窓は、デュアルタイムでは第二時間帯表示の導入に伴って3時の方向に移動した。

一般的に第二時間帯表示を搭載したことでムーブメント自体に厚みが出てしまい、結果としてそれがパッケージ全体のサイズ、厚みに影響してしまうパターンが多い。しかし「サントス ドゥ カルティエ」デュアルタイムはLM(横39.8mm、厚さ9.38mm)のサイズと比較しても、径はo.4mm、厚さは約o.8mmのアップに収めている。特に厚みに関しては、GMT針をセンターではなくサブダイヤルへ移動させたことも奏功していそうだ。ちなみに、ムーブメントにはセリタ 330に独自のデュアルタイム用モジュールを搭載したものを使用している。

また既存の「サントス ドゥ カルティエ」をお持ちの方は気がついたかもしれないが、下のサイドビューを見てもらうとリューズの位置がケースに対して若干下側に付いているのがわかると思う。これはムーブメントの位置(重心)が文字盤寄りではなく装着時に手首側にあることを示しており、腕を振った際にも遠心力が外側に働きにくくなっている。若干のサイズアップと機構の追加がなされながら、着用感にも配慮がなされた構造となっている点は注目したい。

さらに細かい点を挙げていくならば、レイルウェイトラックおよび時・分針、およびGMT針には夜光が施されており、暗所ではグリーンの光で判読性を確保してくれる。これは「サントス ドゥ カルティエ」共通のディテールだが、長距離フライト中の暗い機内でもひと目で現在の時刻を確認できるのはトラベルウォッチとして好ましい。「サントス」がブラジル出身の富豪であり、航空機の開発者でもあるアルベルト・サントス=デュモンの要望で誕生した時計であることを考えると、長距離のフライトにも適した機能を備える本作は、そんな背景を存分に味わえるロマン溢れる時計であるとも言える。事実、日の落ちた暗いコクピット内でもこのグリーンの夜光はきっと役に立つことだろう。

「サントス ドゥ カルティエ」らしさを守りつつ、細部で高級感を表現
本作は、2024年時点ではステンレススティール(SS)ケースにグレーダイヤルを備えた1種のみの展開となった。アンスラサイトカラーのダイヤルには中心から外側へ放射状に広がるブラッシュ仕上げが施されているが、ギラつきはなく落ち着いた雰囲気となっている。昨今の「サントス ドゥ カルティエ」ではカラーダイヤルによるアプローチが推し進められていたなか、モノトーンの方向性でまとめたモデルは珍しい。「サントス ドゥ カルティエ」LMよりすこしだけ大きなサイズのマッシブなSSケースに、控えめなグレーダイヤルの選択は好相性に見える。

実際に着用したのが以下の写真だ。サイズによる存在感はありながら、ケースと同系色の文字盤を採用したことで着こなしにも自然と溶け込んでいる様子がわかるだろう。パッと見た印象では、従来のLMモデルと大きく変わらない。2018年に刷新されてから変わらない角をラウンドさせた特徴的なスクエアフォルムや、ブレスへと自然に流れるベゼルの形状など、新たな機能を加えていながら紛れもなく「サントス ドゥ カルティエ」のディテールを備えている。

また、通常はインデックスと同じレイヤーにあるレイルウェイトラックを、文字盤表面から一段掘り込んだところに配置している点もユニークだ。文字盤の立体感がルックスの高級感にも直結している。加えて、GMT針を6時位置に移動したことは「サントス」のデザインコードの維持にも繋がった。時・分針と区別するために装いを変えた大振りなGMT針がセンターにあっては、手首の上での見え方はまた違っていたことだろう。

幅広いシーンでの活躍を実現するカルティエ独自の着脱・調整機能
「サントス ドゥ カルティエ」らしいディテールで言えば、ブレスレットに見られるカルティエ独自の機構、“クイックスイッチ”と“スマートリンク”もそうだ。前者はブレスとラグの接合部に見られるグレーのバー状の機構で、この部位を爪で押しながらケースに対して垂直に引き上げることで簡単にブレスレットを交換することができる(レザーストラップにも同様にセットされている)。後者は通常器具が必要なコマ調整をワンタッチで行えるようにしたもので、コマ裏側の端にあるボタンを押すことでピンが飛び出てくる仕組みになっている。

グレーのアリゲーターストラップが付属する本作においては、クイックリリース機構がもたらす恩恵は大きい。特に第二時間帯表示機能を備えたトラベルウォッチである点を考慮すると、旅先で時計店に立ち寄ったり工具を持参したりすることなく、さまざまなシーンに対応できる本作はジェットセッターの心強い味方となってくれることだろう。レザーストラップを付け替えることで、下の写真にように雰囲気は激変する。スポーティにもドレッシーにも活躍する、まさに1本で2度美味しいモデルなのだ。またバックルにアジャスターこそ付いていないが、長時間のフライトでむくんでしまった手首に合わせて、スマートリンクによるコマ調整を着陸前に気軽に行えるのも魅力だ。

チューダーのスクエアリューズガード付きサブマリーナーが新登場。

チューダーのスクエアリューズガード付きサブマリーナーが新登場。

先週は4打数2安打。野球なら殿堂入りレベルだし、まあ悪くない。バルセロナのパテックRef.1486は希望価格の1万2000ユーロ(日本円で約190万円)ですぐに売れた。しかも購入者はBring A Loupeの読者! SB、おめでとう! あのちょっと変わったドクサはeBayで勢いづき、最終的に3650ドル(日本円で約55万円)という驚きの価格で落札された。そして最後に、2週間前に紹介したロレックス Ref.6424も決着がついて2325ドル(日本円で約35万円)で販売された。

それでは、今週のセレクションへいこう。

チューダースーパーコピー優良サイト サブマリーナー Ref.7928、スクエアリューズガードと三角形のレッドインサート付き、1959年製
今週は“手に届きやすい時計”を取り上げると言った? そのとおり。でもこの時計が8万ドル(日本円で約1200万円)するって? それもまたそのとおり。なぜこれを選んだのか説明させて欲しい。まず、どのBAL(Bring A Loupe)にもただただ目の保養のためだけの時計がひとつは必要だ。高価なヴィンテージウォッチ、特にロレックスやチューダーのものは、写真映えしすぎる。そのためこういう時計を完全にスルーするわけにはいかない。

さて、もちろんこの時計が安いとは言わない。ただその価値がどこにあるのかを知るのは大事だ。まず、1950年代と1960年代のチューダー サブマリーナーは、ロレックスのサブマリーナーよりも生産量が少なかった。とはいえムーブメントは“既製品”で、ロレックスの品質には及ばないがこのサブマリーナーはRef.5512よりも“希少”だ。同じコンディションなら、1959年製の5512はこの価格の約2倍になるだろう。そしてどちらの1959年製サブマリーナーでも最も高価なパーツは、赤い三角形のインサートだ。まったく同じパーツが両方のサブマリーナーに使われており、2025年に見つけるのは信じられないほど難しい。ヴィンテージロレックスに夢中な人なら、このベゼルだけに3万ドル(日本円で約450万円)払うかもしれない。

価格や価値を抜きにすれば、この時計は膨大なヴィンテージサブマリーナーのなかでも客観的に見て特別な存在だ。1959年は、現在のロレックス サブマリーナーとほぼ同じデザインの原型が確立した年だ。この年に初めてリューズガードが採用され、ここに見られるスクエア型のリューズガードがその最初の形だ。そのデザインはこれまでに製造されたどのサブマリーナーともまったく異なる。まるでロレックスがまだ適切な形のガードを模索しながら、とりあえず生産していたかのようだ。使い勝手が悪くリューズの操作が難しかったため、生産はわずか1年で終了した。ロレックスとチューダーはすぐにより実用的な“イーグルビーク”ガードへと移行した。

スクエアリューズガード付きのサブマリーナーを見つけるのはそこまで難しくない。しかし一見ポリッシュされていないケース、正しい三角形のレッドインサート、そして美しくエイジングした“トロピカル”ダイヤルが揃った個体となると、それはまさに干し草の山から針を探すようなものだ。

この時計を販売しているのは、カリフォルニアでIconic Watch Companyを営むマイケル・モーガン(Michael Morgan)氏だ。彼はこのチューダー サブマリーナーを8万ドル(日本円で約1200万円)でウェブサイトに掲載している。詳細はこちら。

リップ クロノグラフ、エキゾチックな“ポール・ニューマン”ダイヤル付き、1970年代製
Aロレックスのポール・ニューマンがなぜ数十万ドルもの価値があるのかについて丸ごと1本記事を書いた身としては、この時計を取り上げるのは矛盾しているような気もする。でも、まあいいか! リップは1867年創業のフレンチブランドで、フレンチウォッチ産業の発祥地ブザンソンで誕生した。リップは常に革新的なデザインを追求し、高い評価を得てきた。GoogleやeBayを覗いてみればユニークなデザインの時計がたくさん見つかるはずだ。そのため1960〜70年代にシンガー(Singer)社が各ブランドに提供したデザインのなかから、リップが“エキゾチック”なデザインを選んだのも当然だろう。これがのちに“ポール・ニューマン”ダイヤルとして知られるようになる。

1960年代から70年代にかけて、リップは経営に苦戦していた。クォーツショックが直撃したころリップはすでに売上不振に陥っていた。そこでなんとか工夫して製品を生み出す必要があった。これらのニューマン・クロノグラフは、リップとブライトリングの提携によるものだ。ブライトリングが製造を担当し、リップがスイス製クロノグラフをフランスの小売ネットワークに流通させた。この時代にはダブルネームのブライトリングモデルも登場しており、たとえばRef.765 AVI、ナビタイマー、スーパーオーシャンなどがある。

こうした要素が組み合わさった結果、バルジュームーブメントを搭載したスイス製クロノグラフに、シンガー製の“エキゾチック”ニューマンダイヤルが加わった。そして運がよければ、5000ドル(日本円で約75万円)以下で見つけることもできる。間違いなく素晴らしい時計で、価格も魅力的だ。すぐに売れてしまうはずだし、今まさにこの記事を書いているあいだに売れてしまわないことを願うばかりだ!

サンフランシスコのeBay出品者が、リップを即決価格4900ドル(日本円で約74万円)で出品中。詳細はこちら。

ジュネーブ・スポーツ クロノグラフ、セクターダイヤルとブレゲ針付き、1930年代製
ジュネーブ・スポーツというと、情報を見つけるのがほぼ不可能な一般的なブランド名のように聞こえるが、実際には“スイス製、しかもジュネーブ製だから素晴らしい”という単純なブランディング以上のものがある。こうしたブランドは多く、クロノグラフスイスなどが思い浮かぶが、ジュネーブ・スポーツは本物の実績を持っている。このブランドは腕時計用クロノグラフムーブメントの製造を早くから手がけており、特に1920~30年代に製造されたモノプッシャー仕様の小径キャリバーで知られる。ジュネーブ・スポーツはフィリップスの伝説的なテーマオークション、Start-Stop-Resetで落札されたこともある。ロレックスもまた、モノプッシャー仕様の“ベビー”クロノグラフにジュネーブ・スポーツのキャリバーを採用していた。

ジュネーブ・スポーツは自社製キャリバーを製造していたが、この1930年代のクロノグラフにはバルジュー22が搭載されている。これは時計のサイズが理由だろう。ジュネーブ・スポーツは小型のクロノグラフムーブメントの製造には優れていたが、ケース径の大きなモデルにはバルジューからエボーシュを購入していたようだ。BALのために毎週多くのヴィンテージクロノグラフをチェックしているが、この時計には本当に圧倒された。ヴィンテージ好きの心をくすぐるディテールが満載だ。37mmのコインエッジケース? もちろん大歓迎。セクターダイヤル?  いいね。ブレゲ針? なぜダメな理由がある。最高の1本だ。

ニューヨークのGoldfinger's Vintageのディラン(Dylan)氏は、昨日このジュネーブ・スポーツを仕入れ、6300ドル(日本円で約95万円)の価格設定をしている。詳細は彼のInstagramページでチェックして、気になる人はメッセージを送ってみよう。

オールドイングランド “ジャンボ・ベニュワール”、1968年製

ロンドンのスウィンギング・シックスティーズがカルティエのロンドン工房のデザインにどのように影響を与え、その結果“クラッシュ”や“ペブル”、“マキシ オーバル”といった時計が生み出されたことをご存じだろう。これらはすでによく知られ称賛されている。前述のカルティエ ロンドンウォッチの価格を見ればその価値が証明されている。

しかし、オールドイングランドについて語られることはほとんどない。品質の面では対極にあるオールドイングランドの時計は、ボンド・ストリートではなくビートルズが手がけた短命の小売店“アップル・ブティック”で販売されていた。

アップル・ブティックは明るくサイケデリックで、革命的な場所を目指していた。ポール・マッカートニー(Paul McCartney)氏はこう表現している。“美しい人々が美しいものを買える美しい場所”だと。アップル・ブティックは時代を先取りした空間であり、ビートルズがファンやロンドンの洗練された人々と交流し、バンド関連アイテムを販売する場としてつくり上げたものだった。また店内のすべての商品が販売されていたことも画期的だった。

しかしこの店はわずか8カ月で閉店することになった。その大きな理由は、毎日のように商品が“盗まれていた”ことにある。“盗まれる”と強調したのは、その多くが実際の窃盗ではなく従業員が商品を配ってしまったり、何が売り物で何が客の持ち込み品なのかを把握していなかったためだった。

とにかく、オールドイングランドの時計はアップル・ブティックで販売され、さまざまなデザインが1960年代ロンドンの文化を色濃く反映していた。バリエーションも豊富でその多くは金メッキまたはクロームのケースに、シンプルな手巻きのスイス製ムーブメントを搭載している。明らかにカルティエのマキシ オーバルに影響を受けており、個人的にこのモデルをかなり気に入っている。要するに、これは1968年のロンドンを象徴するファッションウォッチということだ。

ダグラスDC-3は、まさに規格外のスケールを持つ航空機のひとつだ。

スーパーマリン スピットファイアやB-17 フライングフォートレスと同様、ほかの機体では突破できないような状況でも何度も成功を収めてきたことで知られている。DC-3はもともと商用航空向けに設計され、1936年に登場した当時は画期的な存在だった。予備タンクなしで8時間の飛行が可能な比較的長距離向けの機体で、本格的な大陸横断サービスを初めて実現させた。アメリカ横断飛行は、燃料補給のための途中着陸を挟んでもわずか15時間で可能になり、ついに実用的な移動手段となったのだ。さらに、DC-3はグリーンランドやアイスランドで燃料補給を行いながらヨーロッパへ飛ぶこともできた。今日、ブライトリングは1940年にダグラス・エアクラフトの工場で製造されたDC-3を運航している(記事公開当時)。この機体は単なる国内横断飛行ではなく、世界一周を果たそうとしている。それも機内のどこかに500本のナビタイマーを積んだまま。この旅が2017年秋に完了すれば、DC-3は世界一周を達成した最古の航空機となる(編注;同年9月12日に達成した)。

ブライトリングスーパーコピー優良サイトDC-3(“DC”はダグラス・コマーシャルの略)はもともと14のベッドを備えた長距離“寝台”機として開発され、ダグラスDSTと名付けられた。そのあと21席仕様のバージョンがDC-3として正式に設計された。この基本設計は非常に堅牢で信頼性が高かったため、多くの派生モデルが生まれることになった。アメリカでは607機が製造されたが、軍用モデルのC-47 スカイトレインやロシアと日本でライセンス生産された派生型を含めると、総生産数は1万6000機以上にのぼる。

breitling dc-3 and breitling constellation
ブライトリングのロッキード コンステレーションと翼を並べて飛ぶダグラス DC-3。Image courtesy Breitling.

DC-3とその派生機には、長年にわたって実にさまざまな愛称がつけられてきた。パイロットやクルーのあいだではダンボ、オールド・ファットソー、チャーリー47など(ほかにも数え切れないほどある)と呼ばれていたが、最も広く知られたニックネームは“グーニーバード”だった。一見すると侮辱のようにも聞こえるが、実はちょっと皮肉めいた褒め言葉なのだ。“グーニーバード”はアホウドリの愛称であり、飛行士のあいだでは“間抜けな姿をしていて、到底飛べそうにない鳥”として語られている。ただ実際には優雅に飛ぶ。それも、まるで“自分は飛べないはずだ”と気づいていないかのように。DC-3もまた、B-17 フライングフォートレスと同様に、驚くほど過酷な状況にも耐えて飛び続けることができた。おそらくアホウドリと同じように“飛べないはずだ”などとは考えもしなかったのだろう。この驚異的な耐久性を示す逸話は数多く存在する。そのひとつが、戦時中に日本の戦闘機と空中衝突したC-47の話だ。この衝突でC-47の尾部の大部分が失われたが、戦闘機のほうは墜落し、C-47は方向舵のほとんどがなくなった状態でも基地に帰還することができた。この出来事により、そのC-47は正式に空対空戦での撃墜勝利と認定された。

Douglas C-47s unloading supplies at Tempelhof, Berlin, in 1948, during Berlin Airlift. Phot, US Navy National Museum of Naval Aviation.
ベルリン空輸中の1948年、ベルリンのテンペルホーフで物資を下ろすダグラスC-47。Phot, US Navy National Museum of Naval Aviation.

戦後、余剰となったC-47やDC-3が市場にあふれ、急速に民間航空サービスへと導入された。短い滑走路で運用可能で整備が容易、信頼性が高く、経済的に運航できるこれらの機体は、驚くほど頑丈で耐久性に優れていた。そのため、DC-3は高齢機ながらも今日に至るまで商業運航を続けており、現在も世界で約150機が飛行可能とされている(ただしその数は減少し続けている)。DC-3は未舗装の滑走路でも運用でき、その頑丈さは“DC-3の唯一の代替機は、また別のDC-3である”という言葉や、“緩い編隊を組んで飛ぶ部品の集合体”といった愛情のこもった表現にも表れている。

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ブライトリングのDC-3は1940年に製造された(戦時中の生産ピーク時、ダグラス・エアクラフトは1時間に1機という信じがたい速度で機体を生産しており、約6000人の労働者が組立ラインで働いていた)。この機体は、当時のDC-3の標準的な命名規則に従い、“フラッグシップ・クリーブランド”と名付けられ、3月12日にアメリカン航空へ引き渡された。その後1942年から1944年にかけて米陸軍に貸与され、グリーンランドやアイスランドを経由して兵士をヨーロッパへ輸送する兵員輸送機として使用された。戦時中、この機体がグリーンランドの空軍基地にいた際、沖合でドイツの潜水艦活動が報告されていた。しかし基地司令官は攻撃機を持っておらず、やむを得ずこのDC-3に兵士を乗せ、小型爆弾を手動で投下させる決断を下した。つまりこの機体は少なくとも1日だけ、爆撃機としても運用されたことになる。

Breitling DC-3
ニュージャージー州テターボロ空港の駐機場にあるブライトリング DC-3。

The Breitling DC-3 tail
ブライトリング DC-3の方向舵と昇降舵(小さな補助操縦面はトリムタブ)。

戦後、このDC-3はさまざまな地域航空会社で運航され、その間も適切に整備が続けられていた。運航会社にはPBA(プロビンスタウン・ボストン航空)、そしてその後のイースタン・エクスプレスなどが含まれていた。1992年に個人コレクターによって修復のために取得され、現在ではスイスで民間旅客機として認定されている。計器類は近代化され、最新の無線機やGPSナビゲーションシステムが搭載されたことで、IFR(計器飛行方式)での運航が可能になった。

cockpit, Breitling DC-3
ブライトリング DC-3で飛行中、フランシスコ・アグロ機長の肩越しに広がる景色。

しかしながら、この機体の機体構造やその他の部品はすべてオリジナルのままであり、2基のプラット・アンド・ホイットニー R1830-92エンジンも当時のままだ。プラット・アンド・ホイットニーの“ツインワスプ” R1830ラジアルエンジン自体が、ひとつの物語を持つ歴史的なエンジンである。B-24 リベレーターをはじめとする多くの航空機に搭載され、航空史上最も生産された航空機用ピストンエンジンのひとつとされている。

Master of Epic Original Soundtrack

ファイル 234-1.jpg 去年に発売された時から気になっていたんですが、すぐに売り切れなってしまって結局入手できなかった「Master of Epic Original Soundtrack」カッチャッタ- ( ´ー`)

 ゲームの音楽は、以前にも書いた「オウガバトル」のシリーズも良かったんですが、MoE の音楽もナカナカ良くできていると思います。MoEはいちおう「剣と魔法の世界」だし、クラシック音楽調のものばかりになりがちと思いきや、実際にはそうではないものの方が多いようです。

 オマケで GONZO ROSSO のハンカチが入っていました。

 年中聴いているものだから、いまさら CD というわけでもないんですが、warage ガルム回廊の音楽が聴きたかったというのが大きい理由。何せ行くのが面倒な上に、ヘタレなので音楽を聴く余裕もなく速攻でブッ殺されますんで。(;´Д`)

 そういうわけで、いつでも好きな場所の音楽が聴けるというのは結構なんですが、(*'へ'*) ンー 不満が二点。

ファイル 234-2.jpg  スーパーコピー一つは、たぶん使っている音源はゲームの音源と同じか大差ないと思うんですが、音楽を聴くためのオーディオ機器で再生しても、演奏の質はゲームで聴くのと大して変わらないように思われる点。どうせ CD で発売するのならば、生演奏は無理でも、もっといい音源で録音したら良いのに。

 もう一つは、解説書が無いこと。二つ折りの紙は入っているんですが、単に曲名の一覧が有るだけで、どの曲がどこで使われているかという事すらも含め、解説は一切書かれていないこと。

 そういうわけで、必ずしもオススメできる商品というわけではないんですが、少なくとも急に「ガルムの音楽が聴きたい!」という欲求は満たされそうです。(ぇ

 ところで。こういう音楽を聴いていておもしろいのは、色々な作曲家の影響がわかることです。「ドラゴンクエスト」の音楽のいくつかがドビュッシーの音楽に負っているのは有名な話ですが、MoE の音楽のうち、少なくともカオスエイジに使われている音楽のいくつかは明らかに伊福部昭の匂いが感じられるものがあります。「火の門」の「ゴジラ」風オスティナートは云うまでもないですが、「冥の門」の音楽なんかもそれに近いものがありません?

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