記事一覧

さよならメビウス

 各所で話題になっているので、ここでも便乗。

 ついに「メビウス」ブランドまで消滅…シャープもPC撤退 (ZAKZAK)

 …だそうです。最初にノートパソコンを購入したのは1998年で、大学四年生のときでした。そのときに買ったのが「PC-PJ1-98」で、当時としてはかなり軽量・薄型の製品だったかと思います。二台目もやはりメビウスで「PC-FJ30Z」という機種です。どちらも、当時は「銀パソ」と呼ばれる銀色の筐体で、一種の流行になっていました。

 三台目のノートはレッツノートで、シャープからは離れてしまいましたが、それでも心はメビウスが一番と思っていて、四台目はMuramasaに戻ってきました(PC-MM1-H5W)。これも軽量で持ち歩きには便利でしたが、その頃には普段使いのパソコンはノートPCからデスクトップPCへと変わってしまい、ノートの出番があまりなくなってしまっていました。

 いやあ、なんと言っても「メビウス」っていう名前が格好いいじゃないですか。メビウスを使っているときの壁紙は、パソコンのオマケに着いてきた「メビウスの輪」を題材にしたシャープの壁紙を使ったりするぐらい、気に入ってました。

 その後、映像処理とかネットゲームとか、高負荷の用途が増えるようになって、メビウスなど家電業者の出来合い製品は流行らなくなってしまったのだろうと思います。時々「何とか手持ちのパソコンでゲームがしたい」という話を聞いたりしましたが、たいていそのような場合にはメビウスで、しかも、とてもゲームを快適に出来るような性能では無かったりしました。

 最近はゲームどころではなくなってしまったので、高性能のパソコンにはあまり興味が無くなりましたが、またそのうち儲かったら、出かけるときに持ち歩けるようなノートも欲しいかなあと思ったりします。そんなときでも、最初に買ったメビウスの面影を引きずっていて、銀色で薄型でB5じゃないと、どうも気が済まないんです(だから ThinkPad が嫌いなのです)。

トラックバック一覧

コメント一覧