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最上稲荷の朝詣で

ファイル 20110716_morning_inari.jpg 何やら最近、最上稲荷ばかり行っている気がしますが(実は先々週の土曜も)、今朝は今朝で、六時からの朝の勤行に臨むべく、夜明け前の吉備路を自転車で走ることになりました。

 途中、吉備津神社の手前(福田海あたり)で綺麗な朝焼けを見ることができました。手前のガラクタは気にしない方向で。なんでこんな変なところで写真を撮って仕舞ったのか知らんと後悔。マアしろうとの写真なんて、そういうもんなんでしょうけど。(´・ω・`)

 
 最上稲荷の朝の勤行にお詣りしたのは私たちだけでした。

 勤行が終わった後、お茶の接待を受けることができました。その席に、最上稲荷の執事の方もお出ましになり、小一時間ほどお話をすることができました。

 以前から疑問に思っていた、「旧本殿の本殿」に安置されている最上経王菩薩の像についてお訊きしたところ、これは、昔から伝わる本尊(秀吉公の中国高松攻めの際にも戦火を逃れて裏山に避難したという)ではないそうで、その「古来からの本尊」は、新本殿の奥深くに何重かの鍵をかけられて、秘仏として仕舞われているとのこと。

 また、以前にお参りしたときに思った通り、「旧本殿の本殿」に安置されている「前立ち」像は釈迦如来の立像で、その背景は日蓮聖人の大曼荼羅というのは正しかったようです。

 夏もよいですが、いずれは冬にも朝の勤行に来てみたいものですねえ。

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