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百万遍から清浄華院へ

 ここのところ洛陽三十三所の巡礼ばかりでしたが、東山北部の札所は大体回ってしまい、続いては泉涌寺周辺などの東山南部と、京都の西半分の地域です。ここで観音霊場は一休みにして、先週は時間切れでお詣りできなかった百万遍と、御所の傍らにある清浄華院の、二箇所の法然上人霊場を訪れました


 というか、最近この日記のネタがお寺詣りしか無くなりつつあるのは気にしない方向で。|ω・`)


 京都大学のすぐ近くにある百万遍知恩寺は浄土宗の本山の一つで、法然上人の像を安置した御影堂がひときわ大きく、正面にそびえ立っています(寺としての本尊は、向かって左の阿彌陀堂に安置されている阿彌陀如来らしい?)。

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 御影堂の奧には法然上人の座像が、厨子の幕の向こう側に厳かに安置されています。また、御影堂内部には、堂内を一周するぐらいの長さがあり、珠も巨大な念珠が鴨居のところに掛けられています。この数珠を繰りながら念仏を行うのかしらん。

 清浄華院は百万遍からバスで三駅ぐらいで、御所の東隣です。このお寺も浄土宗の本山ですので、法然上人の御影が祀られています。

 ファイル 20110621_hyakusan_jyozan-3.jpg

 浄土宗のお寺にしては珍しく(?)不動明王も祀られていて、護摩供も行われるなど、何やら密教的な要素も持ち合わせているようです。

 どちらのお寺も観光地的なところではないので、境内にはあまり人も居なくて、ひっそりとした雰囲気でした。

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