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シャトルカードφ(・ω・ )書き

ファイル 20110508_shuttle-card.jpg 岡山大学に赴任してから知ったことの一つが、「シャトル・カード」の存在です。

 毎回の授業中に何か一言(授業の感想や苦情でも良いし、世間話でも良い)書いてもらい、それを教員が回収して持ち帰り、学生が書いた内容に対して返事を書き、次の授業のときに返却すると云うものです。教員と学生の間を往き来するので「シャトル・カード」と呼ぶのだそうです。

 学生だった頃、教職実習で似たような手法を採った時があり、大学の授業でも使ってみようかなとは思っていたのですが、こういう書式は岡大で初めて見ました。京都女子大での授業でも、去年からこのシャトル・カードを使ってみています。

 授業を行う時は、それが以前に何度か繰り返したものであったとしても、どの程度話が伝わっているのか、一抹の不安があるものだと思います。少なくとも私にとっては、こういうカードを使うことで、学生さんに対する「手応え」を確かめる方法にもなっていますし、自分の話した内容を客観的に省みる機会にもなっていると思います。

 ただですね。いまは全部で五十人ぐらいですので、返事を書くのはそれほどの負担ではないのですが、それでも、丁寧に書こうと思ったら今日一日費やしてしまいました。これが何百人という受講者になりますと、相当大変そうな気がします。

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