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ぬくぬく

 子どもの頃に読んでもらった絵本で、良く覚えているものの一つが、この『ぬくぬく』です。

 最近になって、そういえばこんな絵本も有ったなあと思って、改めて調べてみたところ、なんと作者は天野祐吉だったとは。

 お正月に東京に行ったとき、子どもの頃に読んでもらった『ぬくぬく』の本を持って帰ってきました。

 藁に身をつつんだ嫌われ者の妖怪「ぬくぬく」と、たまたま助けた女の子との、心温まる物語です。子どもの頃は読んでもらってもサッパリ意味がわかりませんでしたが、意味なんかわからなくても、何度も読み聞かせてもらううちに心の中に入り込んで、そのまま心の中に居座ってしまいました。

 なんせ三十年以上前の本なので、絶版になっているかと思いきや、最近になって復刊していたようです。その復刊されたものも、既に新品の在庫は無いみたいですが。図書館で見つけたら、是非手にとってぬくぬくしてください。(*´∀`*)

青いサイバークリーン

 黄色いのがあるのは知っていましたが、青いのもあるんですね。

 スライム状に隙間に入り込んで汚れを飲み込んでくれるので、キーボードの掃除に重宝しています。

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岡山市内のお寺探訪(景福寺と蔭涼寺)

 京都に採点の結果を送るため、午後から市内の中央郵便局に行ってきました。帰り道に、大雲寺交差点の近くに有る、二つの禅宗のお寺に寄り道しました(御朱印もいただきました)。

 一箇寺は、曹洞宗の景福寺です。国道二号線の歩道から続く、細い路地のような参道を進むと本堂が有ります。お詣りをした後、庫裏に回って御朱印をお願いしたら、本堂に上げていただきました。お香も用意していただき、ゆっくりとお詣りする事ができました。参詣の方には、延命十句観音経を一字ずつ写経をしてもらうことになっているそうで、写経用のノートに「常」の字を書きました。

 もう一箇寺は、西川緑道公園の近くにある臨済宗の蔭涼寺です。何とも涼しげな素敵な名前で、こんなに寒い日ではなく、夏にお詣りした方が良かったのではないかと思われましたが、臨済禅師が師事した黄檗禅師の「修行が進めば、必ず一本の大樹となって、大勢の人々に涼しい木陰を与える存在となるでしょう」という言葉に因んだ寺名なのだそうです(ですので山号は「大樹山」)。こんな話をはじめとして、玄関先でご住職から仏教や岡山の歴史についての色々なお話を伺い、すっかり長居をしてしまいました。

センター試験応援の飾り付け

 今日はセンター試験の第一日目なのですが、前日ぐらいから、岡山大学筋(岡山大学の敷地の中を通っている道路)沿いの街路樹に、のれん状の飾り付けがなされます。

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 画用紙などを紐につるし、紐を街路樹に結びつけてあるのですが、その内容はというと:

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 こんな直前に云われても、却って混乱するんじゃないかと思われる、試験に出そうな内容(?)の復習系のもの。

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 忘れたことに今気が付いても手遅れだけれども(?)せいいっぱいの親心系(何か「カーチャン」みたいです)、ひねりの効いた駄洒落のほほえましい系(?)のもの。

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 先生それプレッシャーですか?系のもの。

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 いろんな意味でずっしりと重い味わい(?)のもの。…と、様々なものがぶら下がっております。


 こういう習慣って、富山でも東京でも見たときがないですが、岡山(あるいは岡大)独特のものなんですかねえ…?( ・ω・)

クリスマスのごちそう

ファイル christmas_food.jpg キリスト教に傾倒している父の影響もあって、子供の頃は家族でクリスマスを過ごすことはしていましたし、毎年、贈り物ももらっていました(サンタさんの存在も信じていました)。

 しかし、クリスマスに付きものの(?)ごちそうの記憶はなくて、確かふつうのご飯を食べた後にケーキを食べるというのが、クリスマスの時の食卓だったように思います。

 今年からは、素晴らしいクリスマスのご馳走を食べることが出来るようになりました。まるで、画に描いたように典型的な(?)クリスマスの食卓です。ヽ(´ー`)ノ

岡大生協の電飾

 岡大はかなり広い敷地ですので、岡大生協の支店は津島地区だけでも四箇所あります。そのうち、私のいる建物から一番近いところにあるのが「ピーチユニオン」という支店です。

 クリスマスの季節に合わせて、ピーチユニオンに電飾が灯りました。

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花を持っていかないで!

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 出勤時にいつも通る、大学農場の中の道端に看板が出ていました。

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 研究材料の植物を持って行ってしまう、不埒な人たちもいるようです。けしからんことです。

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 つωT`)ヾ (゚Д゚ )…イキロ

 お気の毒としか言いようがないですが、研究がんばって下さい…。|´・ω・)

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 農学部の横のイチョウ並木は、すっかり葉が落ちてしまいました。もう冬です。

岡山県民手帳

ファイル okayama_pocketbook.jpg 岡山に住み続けられるかどうかわかりませんが、とりあえず来年の手帳は、大学生協の本屋さんで見つけた「岡山県民手帳」にしてみました。県庁統計管理課謹製(?)の手帳で、マアふつうの手帳ですけど、当然ながら岡山県の歌とか県章などが載せられていて、ももっちとうらっちも出てきます。県の鳥がキジ、県の花がモモというのもこれを見て初めて知りましたが、当然と云えば当然。

 あと、オマケについている岡山県関係のデータ編では、官公庁の連絡先から人口や気象などの統計資料など、岡山県に関する情報が大変充実しています。充実していても、はたして使い道があるのかどうかはまた別の問題ですが。|´・ω・)

 今年は、おかやま信金の手帳を使っていました。これは、去年岡山に引っ越してきたとき、口座を開設したらくれた物です(画像の左の手帳)。

 因みに。こうした「県民手帳」に類するものは各地にあるみたいで、富山県民手帳というのもあります(が、富山に住んでいたときには使ったことがありませんでした)。ところが、東京都民手帳というのは無いようで、東京に住んでいた頃にも聞いたときがないし、ネットで探してみても見あたりませんでした。

自転車で最上稻荷(その5)

 最上稻荷奥の院(一乗寺)から15分ほど、土のむき出しになった山道(雨だったら滑りそう…)を下り、次の目的地の龍泉寺に向かいました。

 
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 ここも日蓮宗のお寺なのですが、門柱のところには「最上教本部」と書かれており、「日蓮宗最上教」という記述も見られたりします。

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 最上稻荷・奥の院(一乗寺)・龍泉寺と、三者の関係がどうなっているのか、訳がわかりませんが、おそらくかつての神仏習合の時代はそういう細かいことはどうでも良かったのでしょうか…?

 この龍泉寺の境内はとても広くて、龍王池という巨大な湖(溜池?)があります。門柱のところから本堂までは、池の周りを半周する必要があり、けっこうな距離でした。

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 本堂は瓦の意匠が美しくて、どこか中国風の雰囲気です。

 こちらでも御首題を頂こうと思い寺務所に寄ったところ、ご住職は不在のようで、書き置きのものを頂きました。受付には二人の方が居られたのですが、一人の方は岡山の地理や歴史に大変詳しく、しばらくの間、レクチャーをして頂きました。その間、もう一人の方は奥で書き物をされていたのですが、その方にお願いして、御首題帳の表書きを書いて頂きました。

 この龍泉寺には、龍王の滝という水行を行うための滝が設えられています。このときには誰も居ませんでしたが、ここへ修行に訪れる人は多いようです。

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 龍泉寺から最上稻荷に向かって、再び山道を歩きました。そろそろ日が傾きはじめてきたので、急ぎ足での下山です。

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 最上稻荷から奥の院、龍泉寺と一巡して大体二時間ほどの行程でした。徒歩の場合、ほとんど登山道のような小径ですので、靴はそれなりのものを履いて行く必要があります。自動車ならば、かなり遠回りですが、最上稻荷から奥の院・龍泉寺とも歩かずに到達できるようです。

 
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 最上稻荷の駐車場の片隅に置いてきた自転車に戻って来た時には、陽の光も茜がかってきていました。ここから自転車で自宅までは、大体一時間半程度でした。今回も、大変良い運動になりました。

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 今度は、備中国分寺から総社にかけて走ってみようと思います。

自転車で最上稻荷(その4)

 どんどん上って行くと、ちょっとした登山というか、かなり本物の登山に近いような山道を登ることになりました。それでも、道の両側には赤い鳥居とか、祠とか、お題目とか、神道と仏教がごちゃ混ぜになって並べられていました。

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 始めは樹林の中の小径でしたが、やがて頂上が近づいてくると、空が開けてきました。眺望は所々で吉備路が望めるような場所があったものの、それほど優れたものではありません。

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 麓の最上稻荷から三十分ぐらいの登りで、奥の院(一乗寺)境内の一角に飛び出しました。開けた空の下、「天空の庭園」とでも呼べるような場所で、秋晴れの空も相まって、とても気分の良い場所です。

 その庭園のような場所には、お題目を刻んだ石碑が林立していました。何から何まで、書いてある文字は「南無妙法蓮華経」のお題目で、なかなかの迫力です。

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 きつねさんの前掛けも南無妙法蓮華経。(・ω・)

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 最上稻荷奥の院、といっても最上稻荷自体との関連はあまりないように見受けられました。神仏習合の色合いが強く出た最上稻荷に対して、奥の院は外見上、むしろふつうの日蓮宗の仏教寺院に近いものがありました。

 ただですね。本堂からエンドレスでシンセサイザーの伴奏による日蓮大聖人を讃える歌(オペラ風?)が流れていて、それだけが、どうもこの山深い場所にそぐわないような気がしてなりませんでした。

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 お詣りを済ませて、寺務所で「御首題をお願いします」と念押しして、最上稻荷の売店で購入したばかりの御首題帳をお出ししたところ、快く御首題を頂く事ができました。初めて頂いた「御首題」でした。

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