自宅の窓からは、農学部の農場が一望できるのですが、秋になってからか温室のひとつで電照栽培が行われるようになりました。何の作物を作っているのかは不明。
ピンぼけですが、拡大するとこんな感じ。
日々の仕事の往き来に温室の前は通るので、その時に覗いてみればいいんですが、いくつもある温室のうち、どの温室に電燈がついているのか、昼間になったらわかりません。こんど気をつけて見てみようと思います。
電照栽培というのを知ったのは、たしか中学生の時でした。技術の時間にキクの栽培をすることになり「作物としてのキクは電照栽培によって開花時期を調整するのです」という話を聞いたときでした。そういうのを「電照菊」というんですと、先生が黒板に書いたのが、ものすごく印象に残っています。
その技術の時間にキクの栽培をしたいと云いだしたのは、実は私でした。小学生の時に「園芸委員会」の委員になって、そこでキクの仕立て方を学んだのですが、その事を技術の先生に話したら、キクの栽培をやろうという事になってしまったのでした。そんな生徒のひとことでキクの栽培が授業になってしまったというぐらい、当時の中学校は長閑でした。