記事一覧

西大寺と中国観音霊場の発願

 立春を過ぎたら急に暖かくなってきたので、自転車で出掛けやすくなりました。また寒くなるのかもしれませんが。

 今日は午後から、ずっと行こうと思っていた西大寺に行ってみることにしました。岡山のお寺の中では、全国的にも名前が知られたお寺のひとつですし、中国観音霊場の第一番の札所でもあります。(たぶん)少なくとも来年も岡山で過ごすことになったので、せっかくならば中国観音霊場の巡礼を発願してみようかなと。

 ぜんぜん関係ないんですが、岡山は法然上人の生地でもありまして、誕生の地は誕生寺というお寺があります。その誕生寺を第一番の札所とする、法然上人二十五霊場という巡礼があるのですが、京都にもいくつか、この法然上人霊場の札所があります。じつは今月、京都に(仕事ではなくて)観光で行くことになっていて、それに併せて京都にある法然上人二十五霊場も回っておこうかと思うのですが、だとすると、それまでの間に誕生寺には行っておきたい(たぶん来週の連休の時)。

 その誕生寺は中国観音霊場の札所でもありますから、だとすると、誕生寺に行く前に中国観音霊場の発願をして置いた方が効率的。誕生寺で発願にしてもいいけど、折角なら第一番札所で発願にしたいかなと。(´・ω・`)
 以上のような複雑な事情によりまして、まずは西大寺に行こうと決心したわけです。わけのわからない話ですいません。

 さて、岡山市内から護国神社の前を通って、東山峠を越えると、あとは西大寺まで一直線の道のりです。自宅のある津島からは大体15kmぐらいで、ゆっくり行っても一時間半ぐらいでした。

ファイル saidaiji.jpg

 西大寺の市街地に入り、お寺の近くまで来ると立派な屋根が高くそびえて見えてきます。本堂はなかなかの規模です。
 この西大寺は、会陽という裸まつりで有名で、二月の第三土曜日に開かれるそのお祭りの時には、数千人の締め込み姿の参加者が「宝木」というお札を奪い合うとのことです。

 拝観料を払うと、本堂の内陣にも入れていただくことができ、会陽のときに「宝木」を投下する窓も開けてみることができます。

ファイル saidaiji-2.jpg

 σ(゚・゚*)ンート・・・

 本堂の前には、写真撮影用に裸まつりの顔出看板が置いてあるんですが、宝木「獲得」という表現も何か変ですが、それよりもこの絵、なんとなく「Badi」か何かの漫画に出てきそうな雰囲気である件。いや別にとてもおっけーなんですが。(;´Д`)

ファイル saidaiji-3.jpg

 その後ろにひっそりと佇む小坊主さんの看板が激しく対照的な雰囲気を醸し出しておりました。目がイッちゃってます。(゚∀゚ )

 しばらくは、この小坊主さんとのお付き合いが始まりそうです。

ファイル saidaiji-4.jpg

 境内の外周沿いには、競技場などの観客席のような椅子が設置されていました。おそらく、会陽の時には観客で埋まるのでしょう。今年の会陽は二週間後ですが、周囲の壁面に安全のための板張りをしたり、足場を作ったりする作業が行われていました。

ファイル saidaiji-5.jpg

 境内の五重塔も板張りで囲まれていました。境内はそんなに広々したものではなくて、会陽を行う関係もあってか、五重塔以外は何も置かれていない、どちらかというと殺風景な印象でした。

 中国観音霊場の納経帳を購入し、第一番札所の御朱印も頂きました。岡山県内は何とかなりそうですが、クルマがないので県外の札所をまわるのは、なかなか大変そうです。しばらくの間は、休日の予定が増えそうです。満願するのはいつのことになるでしょうか。

 因みに、西大寺ではオリジナルの御朱印帳を販売していました。裸祭り(会陽)を題材にしたもので、同じ柄で二色(青系統と赤系統?)の物がありました。実際に手にとって測った訳ではないから不確実ですが、おそらく小版(16×11cm)の御朱印帳ではないかと思います。

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://www.zauberfloete.jp/CGI/Zauberfloete/Tagebuch/Tagebuch/Tagebuch-tb.cgi/145

トラックバック一覧