このサイトについて

  • このサイトには、これまでに蒐集した寺社の御朱印を掲載しています。
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記事一覧

大福寺(菩提薬師) [京都十二薬師霊場 第十番]

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寺院名: 大福寺(菩提薬師) 
宗派: 天台宗 
所在地: 京都府京都市中京区 

「菩提薬師」 

 住宅地の中にひっそりと佇む小さなお寺で、ほぼ住居と一体となった本堂が直接道路に面していました。おそらく、こうした巡礼の札所でなければ、通り過ぎてしまうのかも知れません。 

 御朱印の対応に出てきて頂いたお寺の方からは、お寺の歴史や、さまざまな由来を説明していただきました。本尊の薬師如来像は、普段は厨子に収められて非公開ですが、年に一度一月十七日に限り御開帳されるとのことです。 

 こういう小さなお寺では、お寺の方と色々とお話しできるのが、観光地の大きなお寺ではなかなかできない楽しみの一つだと思います。京都十二薬師の巡礼は、(今のところ)余り巡礼者が多くないこともあってか、そうした「一寸長居して話し込んでしまう」ようなお寺の札所が多いようです。 

 菩提薬師(ほていやくし)というのは、一緒に祀られている布袋尊に因む呼称のようで、その布袋尊は「京都七福神」の一柱でもあります。お正月に京都に来たら、七福神巡りもしてみようかしら。 

[京都十二薬師霊場 第十番] 
菩提薬師 

壬生寺 [京都十二薬師霊場 第四番]

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寺院名: 壬生寺 
宗派: 律宗 
所在地: 京都府京都市中京区 

「歯薬師」 

 壬生寺にはこのあいだも行きましたが、その時にもらいそびれていた「京都十二薬師」の御朱印を頂いてきました。「は、は、は」と笑っている顔(私にはそのように見えなかったんですが…)から「歯薬師」と名付けられたという薬師如来像は、前回来たときはちょうど修復から戻って来たばかりで、車から運び出されてまだ包装された状態でした。

 今回は、真新しい阿彌陀堂の地下室に安置されているところを拝観できました。 

[京都十二薬師霊場 第四番] 
歯薬師 

成願寺〔大将軍〕

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寺院名: 成願寺〔大将軍〕
宗派: 浄土宗 
所在地: 京都府京都市上京区 

「長寳堂」 
 
 大将軍八神社と一条をはさんだ向かい側にあるお寺です。本堂は固く閉ざされていて、お寺の方によれば檀家さん以外には非公開とのことでした。

 山門を入ってすぐ左手に「長寳寺」と云う扁額が掲げられた小堂があります。中には、観音菩薩と地蔵菩薩が祀られているようです。

 よくわからないのは、御朱印に「洛陽二十九番」とあるのですが、門前には「乾三十三所 第二十九番」と云う石柱が立てられています。「乾三十三所」と云う別の観音霊場巡礼が存在するのかも謎ですが、これまた、お寺の方に直接訊いてみるしかなさそうです。

地蔵院(椿寺) [洛陽三十三所観音霊場 第三十番]

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寺院名: 地蔵院(椿寺) 
宗派: 浄土宗 
所在地: 京都府京都市北区 

「大悲殿」 
  
 これで洛陽三十三観音は、残り一箇所(東寺)だけとなりました。

[洛陽三十三所観音霊場 第三十番] 
十一面観音菩薩 

御詠歌 
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地蔵院(椿寺) - 鍬形地蔵

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寺院名: 地蔵院(椿寺)
宗派: 浄土宗 
所在地: 京都府京都市北区

「鍬形地蔵」 

 境内の地蔵堂に祀られている「鍬形地蔵」の御朱印です。もともとはこのお寺の本尊だったようで、おそらく、寺名の由来にもなっているものと思われます。

 「鍬形」の由来ですが、次のような伝説に基づくものだそうです: むかし乱暴者で強欲な村人が、その事を優しく諭そうとしたお坊さんを鍬で殴り顔にけがをさせた。そのお坊さんが入って行った寺に行ってみると、地蔵の顔から血が流れており、実はけがをさせたお坊さんは地蔵の化身だった。それを見た村人は深く悔悛した。

地蔵院(椿寺)

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寺院名: 地蔵院(椿寺)
宗派: 浄土宗 
所在地: 京都府京都市北区 

「五劫思惟」 

 椿寺の通称で知られる地蔵院は浄土宗のお寺ですので、ご本尊は阿彌陀如来です。正月三賀日のみ本堂が開扉されるとのことです。

 御朱印に「五劫思惟」とあることからも、修行中の阿彌陀如来(法蔵菩薩)の姿だと思うのですが、どんな造形なのかが激しく気になります。というのは「五刧思惟像」の造形はふつう、「五劫」と云うとんでもなく長い時間考えに考えて「思惟」したと云うことから、髪の毛が伸びた「アフロ仏」状態であり、また阿彌陀如来像のそうした「五劫思惟」造形例は非常に少ないようです。

 ただお正月となると、京都に住んでいない限りは、なかなかお詣りする機会がないので難しいかもしれません。どんな造形なのか聞き忘れたので、こんどお詣りする機会に、お寺の方に伺ってみたい気分でいっぱいです。

 椿寺の通称の通り、境内には大きな椿があり、春には枝垂れ桜とともに境内を彩るとのことです。春にもお詣りしたいお寺です。

清和院 [洛陽三十三所観音霊場 第三十三番]

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寺院名: 清和院 [洛陽三十三所観音霊場 第三十三番]
宗派: 真言宗智山派 
所在地: 京都府京都市上京区 

「聖観世音菩薩」 
 
 清和院・福勝寺・地蔵院・東向観音寺は、いずれも洛陽観音霊場の札所で、位置的にもわりと近接しています。東向観音寺は去年既にお詣りした関係で、残りの三箇所をお詣りすることにしました。

 この清和院は札所番号三十三番ですので、本来ならば最後にお詣りして結願にしようと思っていたんですが、秋の特別公開に合わせて東寺にお詣りしようという、どちらかというと世俗的な事情から、東寺が最後になりそうです。

 もっとも、今回は事前に予約をしていなかったのと(やはり世俗的な事情で)時間が押していたのとで、本堂の拝観ができませんでしたから、いずれにしてもまたお詣りすることになりそうです。それに、京都通いは当分続きそうな気がしますので、おそらく洛陽観音巡礼も、今後も回数を重ねることになるかと思われます(但し、聖観音像自体は、現在は九州国立博物館に所蔵されているとのことです)。

 それにしてもこの御朱印の筆跡、何とも融通無碍で味わい深い、素晴らしいものと思いました。 


[洛陽三十三所観音霊場 第三十三番] 
聖観音菩薩 

御詠歌 
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清和院

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寺院名: 清和院
宗派: 真言宗智山派 
所在地: 京都府京都市上京区 

「清和地蔵尊」 
 
 洛陽観音巡礼の結願所でもあるお寺ですが、ご本尊は地蔵菩薩です。私がお詣りしたときは、本堂の扉は閉じられており直接に拝観できなかったのですが、事前に予約してもらえれば説明も交えて拝観可能とのこと。是非またお詣りしようと思います。

地福寺 [京都十二薬師霊場 第五番]

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寺院名: 地福寺
宗派: 真言宗醍醐派 
所在地: 京都府京都市上京区 

「日き里やくし如来」 
 
 京都十二薬師第六番の福勝寺よりすぐ近くの場所にあり、福勝寺で「折角なので、ついでにお詣りされては?」とお勧めされました。

 街道に面した小さなお寺なのですが、住職のご案内を頂き、本堂では本尊の「日限薬師如来」をはじめ、その両側に居並ぶ十二神将像(いずれも元禄期の作)、平安期の作とされる地蔵菩薩像・大日如来像など、ごく間近でお詣りすることができました。

 十二神将像の迫力有る造形も素晴らしかったですが、非常に目を引いたのは地蔵菩薩像でした。左手には、信者の方が奉納したであろう小さなハンドバッグ状の袋が二つ掛けられていました。とても古いもので、いつの時代なのかは定かではないですが、袋が掛けられたのはおそらく江戸時代の事なのではないか、とのことでした。素朴な信仰の形が永く残されていることに、感動を覚えました。

 どの仏像も、長年の煤で黒ずんでいますが、近くで見ると、製作時の彩色や箔押しの痕を窺い知ることができます。こうした、仏像を拝観する機会は多いですが、ここまでごくごく間近で見る機会は意外と少なく、大変に感激しました。 
 
 
[京都十二薬師霊場 第五番] 
日限薬師 

福勝寺(ひょうたん寺) [洛陽三十三所観音霊場 第二十九番]

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寺院名: 福勝寺(ひょうたん寺) 
宗派: 真言宗善通寺派 
所在地: 京都府京都市上京区 

「聖観音」 
 
[洛陽三十三所観音霊場 第二十九番] 
聖観音菩薩 

御詠歌 
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福勝寺(ひょうたん寺) [京都十二薬師霊場 第六番]

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寺院名: 福勝寺(ひょうたん寺) 
宗派: 真言宗善通寺派 
所在地: 京都府京都市上京区 

「峰薬師」 

 洛陽三十三観音霊場と京都十二薬師霊場の札所を兼ねているお寺です。普段は本堂内を拝観できず、障子に開けられた小さな窓から、内部を窺い知ることしかできません。しかし、毎月一日と十六日は開放されるとのことで、だったら先週の火曜日に来れば良かったと後悔…いや、またお詣りするご縁を頂いたと云うことです。

 また、本尊の薬師如来像「峰の薬師」は秘仏で、五十年に一度のご開帳です。前回は1985年だったので、次回は2035年まで待たなければなりません。 

[京都十二薬師霊場 第六番] 
峰薬師 

妙傳寺 - 御首題

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寺院名: 妙傳寺 - 御首題 
宗派: 日蓮宗 
所在地: 京都府京都市左京区 

「日蓮大聖人御分骨之道場 南無妙法蓮華経 七面天女」 

熊野神社

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神社名: 熊野神社 
所在地: 京都府京都市左京区 
 
由緒書きを御朱印帳の間に入れて頂きました。 
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本禅寺 - 御首題

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寺院名: 本禅寺 - 御首題 
宗派: 法華宗陣門流 
所在地: 京都府京都市上京区 

「受持法華名者 南無妙法蓮華経 福不可量」 

廬山寺 - 紫式部

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寺院名: 廬山寺 - 紫式部 
宗派: 圓浄宗 
所在地: 京都府京都市上京区 
 
「紫式部邸宅址」 
 
 廬山寺は、元は別の場所にあったのですが、後に紫式部が住んでいた邸宅の跡地に移転し、その場所というのが現在の廬山寺の場所なのだそうです。ですので、『源氏物語』もこの場所で書かれたということになるのでしょうか。

 廬山寺の中庭は、苔と桔梗が植えられた枯山水で、源氏物語の雅やかな世界を表現しているとのことです。桔梗はもう終わりの季節でしたが、まだ何株かは咲いていました。まだ桔梗が沢山咲いているであろう夏の間、ぜひ雨の日に観に来てみたいものです。 

廬山寺 - 元三大師

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寺院名: 廬山寺 - 元三大師 
宗派: 圓浄宗 
所在地: 京都府京都市上京区 

「元三大師」 

廬山寺 [洛陽三十三所観音霊場 第三十二番]

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寺院名: 廬山寺 
宗派: 圓浄宗 
所在地: 京都府京都市上京区 

「如意輪観音」 


 天台宗系の単立寺院とのことですが、お寺としては圓浄宗という宗派を名乗っているようです。お寺で頂いたしおりによれば、天台宗系の四宗兼学(圓・密・戒・浄)なのだそうです。

 観音霊場としては、元三大師堂内に安置されている如意輪観音がその対象なのですが、現在はお前立ち(レプリカ?)だけが祀られていて、本体は京都国立博物館に展示されているとのことです。
 
 
[洛陽三十三所観音霊場 第三十二番] 
如意輪観音菩薩 

御詠歌 
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智積院 [京都十三佛霊場 第一番(発願)]

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寺院名: 智積院 
宗派: 真言宗智山派 
所在地: 京都府京都市東山区 
 
「不動明王」 
 
  
 毎週通っている京都女子大への途中にあるのですが、お詣りするのは久々のことでした。桔梗はもう終わりですが、紅葉にはまだ早く、もう少し秋が深まってから、また来てみようと思いました。
 
 
[京都十三佛霊場 第一番(発願)] 
不動明王 

御朱印帳 第二十五冊 [京都十三佛霊場]

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購入地: 智積院(京都府京都市東山区) 
使用期間: 2012年10月9日~ 
大きさ: 242 × 163 (mm) 
価格: 1,500円 

 京都十三佛霊場巡拝のために、智積院で購入しました。この巡礼の存在は何となくは知っていたのですが、詳しく知ったのは先週お詣りした平等寺で、香港から来られた巡礼の方に勧められたのがきっかけでした。 

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 この納経帳はかなり大判で、十二薬師のそれと同様、プラスチックの留め具で綴じるようになっています。 

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 一枚目は表紙と十三佛の説明です。 

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 二枚目は十三佛の画と、札所寺院の一覧が掲載されていました。 

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 三枚目からが各札所寺院の説明で、その次の頁に、寺院で頂いた単票の納経印用紙を綴じ込むことになります。やはり十二薬師と同様、納経印の用紙は札所に備えられているものを頂くことになるようです(つまり、納経帳自体にはもとから納経印用紙は綴じられておらず、説明の頁だけが綴じられていると云うことです)。 

平等寺(因幡堂) - 大黒天

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寺院名: 平等寺(因幡堂) 
宗派: 真言宗智山派 
所在地: 京都府京都市下京区 

「勝運 大黒天」

平等寺(因幡堂) [洛陽三十三所観音霊場 第二十七番]

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寺院名: 平等寺(因幡堂) 
宗派: 真言宗智山派 
所在地: 京都府京都市下京区 

「大悲尊」 


 もう少しで洛陽三十三所観音霊場を全部回り終えられそうですが、完了した上で平成洛陽三十三所観音霊場会に申請すると「公認先達」に認定されるのだそうです。

 ちょうどこの日、香港から来られた方が「先達」の認定を受けるための申請を出されるところで、お寺の方との間で、一寸した通訳をすることになりました。久々に中国語と英語の勉強になりました。(-人-)合掌

 どうやら、台湾で出版された案内書の中に、こうした日本での霊場巡礼を取り扱ったものがあるらしく、それを見て巡礼に勤しまれる中国の方々も居られるようです。霊場巡礼も、だいぶ国際的になってきたようです。


[洛陽三十三所観音霊場 第二十七番] 
十一面観音菩薩 

御詠歌 
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平等寺(因幡堂) [京都十二薬師霊場 第一番(発願)]

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寺院名: 平等寺(因幡堂)  
宗派: 真言宗智山派 
所在地: 京都府京都市下京区 

「因幡薬師」 

 洛陽観音霊場巡りがもう少しでコンプリートしそうなので、最近復活したという「十二薬師」の巡礼もはじめてみることにしました。実は、今日行った壬生寺もその札所の一つなのですが、壬生寺を出てから「十二薬師」のことに気が付いて、結局、平等寺から回り始めることに。

 もっとも、壬生寺の「歯薬師」は修復のためお留守中(というか、ちょうど帰ってきたところ)だったので、また改めてお詣りすることになりそうですし、順番的には平等寺が第一番ですので、丁度良かったのかも知れませんが。


[京都十二薬師霊場 第一番(発願)] 
因幡薬師 

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