神社名: 松江護國神社
所在地: 島根県松江市
神社名: 松江神社
所在地: 島根県松江市
松江城の二の丸、まさに天守閣のすぐ向かい側にある神社です。松江城を建造した堀尾吉晴公、出雲松江藩の松平直政公(初代藩主)、松平治郷公(不昧公; 第七代藩主)、徳川家康公が祭神として祀られています。
寺院名: 自性院
宗派: 高野山真言宗
所在地: 島根県松江市
「薬師如来」
松江の街中(赤十字病院の近く)にあるお寺で本尊は地蔵菩薩なのですが、「出雲十三佛霊場めぐり」の札所になっている関係で、頂いた御朱印は薬師如来のものでした。薬師如来は不動堂の脇壇に祀られています。近隣の地域では、この薬師如来や、不動明王に対する信仰が厚いようです。御影もいただきました。
境内には地蔵堂もあり、地蔵菩薩が祀られています。また、山門の近くにも六地蔵(+水子地蔵?)が祀られています。どういう訳か、ご本尊を除くこれらお地蔵さんすべてが、「濃ゆい」お化粧をしていました。お寺の方にお聞きした話では、毎年の地蔵盆の時に近所の方がお化粧してくださるのだそうです。
寺院名: 東寺(教王護国寺)
宗派: 東寺真言宗
所在地: 京都府京都市南区
「十一面観音」
昨年の一月から始まった洛陽三十三所観音霊場巡礼ですが、この東寺をもって満願いたしました。おそらく、京都には今後も行き続ける機会があるかと思うので、二巡目に突入する事になりそうです。
[洛陽三十三所観音霊場 第二十三番(満願)]
十一面観音菩薩
神社名: 鎮守八幡宮
所在地: 京都府京都市南区
「南無八幡大菩薩」
東寺の境内にある鎮守社の御朱印です。神道の神社として分類すべきかどうか悩ましいです。どうやら、実際の祭事は仏教の方式に則っているらしいので(?)、東寺の中にある一堂宇(あるいは一種の塔頭?)として解釈する方が適当かもしれません。公式にはどうなのか気になるので、そのうち調べてみようとは思います。
とはいえ…ふだん御朱印帳は神社用と寺院用で分けているのですが、いちおう、神社用の御朱印帳にこの御朱印を書いて頂きました。
立石寺(山寺)の境内にも「山寺日枝神社」があり同様のケースのようですが、山寺日枝神社は山形県神社庁の神社リストにも載せられていて、より神道色が強いというか、立石寺からは独立した一神社として存在しているようにも思われます。
因みに、この東寺鎮守八幡宮は京都府神社庁のリストには出てきませんが、全ての神社が神社庁の配下に有る訳でも無いので、それをもって「神道ではない」と判断する事はできないと思います。
神仏習合と云う歴史的背景からすると、あまり細かい事を云っても仕方が無いのかもですが、なかなか難しいところではないでしょうか。
寺院名: 雙林寺
宗派: 天台宗
所在地: 京都府京都市東山区
「医王殿」
円山音楽堂のとなりにある寺院ですが、すぐ近くの八坂神社や高台寺などとくらべ、観光客はあまり訪れる事がないようです。境内はひっそりとした感じで、静かにお詣りする事ができます。御朱印をお願いするついでに、本堂にも上げて頂けました。
[京都十二薬師霊場 第七番]
東山薬師
神社名: 富山縣護国神社
所在地: 富山県富山市
「忠魂不滅
夢にだに 忘れぬ母の涙をば いだきて 三途の橋を 渡らむ」
ちょうど二年前にもご朱印を頂いたのですが、先日、靖國神社の朱印帖を入手した事もあり、護國神社の御朱印は靖國神社の朱印帖にまとめる事にしたので、改めてこちらでもご朱印を頂くことにしました。
もっとも、例えば「全国護國神社巡拝」といったような、「一の宮」の場合のような決まった巡拝は定められていないようですが。
この日は冷たい雨が降る悪天でしたが、晴天ならば、鳥居越しに立山連峰の山々を境内から望む事ができます。
寺院名: 勝興寺
宗派: 浄土真宗本願寺派
所在地: 富山県高岡市
「南無阿彌陀佛」
勝興寺は、もともとは越中国の国府が置かれていたと云われている場所にあり、西本願寺の阿彌陀堂を模した、かなり壮大な本堂を有しています。
寺院名: 善徳寺(城端別院)
宗派: 真宗大谷派
所在地: 富山県南砺市
善徳寺は真宗大谷派の城端別院で、蓮如上人によって開かれたお寺です。井波別院の瑞泉寺と同じく、こちらも改修工事中で、本堂には入る事ができませんでした。ご本尊などは、客殿(?)の広間が仮本堂になっていました。
寺院名: 瑞泉寺(井波別院)
宗派: 真宗大谷派
所在地: 富山県南砺市
瑞泉寺は真宗大谷派の井波別院です。浄土真宗の寺院では、一般に御朱印を頂く事ができない場合が多く、大谷派の本山の真宗本廟(東本願寺)でも、朱印に対して否定的な見解を明らかにしています。しかし、本山以外では御朱印を頂ける場合もあって、地方の事情とか、各寺院の判断に任されているのかもしれません。
井波は伝統的に木彫が盛んな場所で、瑞泉寺も随所に井波木彫の素晴らしい装飾が施されています。十八世紀の頃、火災で焼失した瑞泉寺を修復するために都から優秀な彫刻師を呼び寄せ、その技術が現代に伝わっているとのことです。
なお現在は工事中で、ご本尊などは太子堂に仮安置中でした。
寺院名: 佛光寺
宗派: 真宗佛光寺派
所在地: 京都府京都市下京区
「大悲無倦」
佛光寺は浄土真宗の本山(佛光寺派)の一つですが、御朱印をいただくことが可能です。
認められている「大悲無倦」は、親鸞聖人が著した『顕浄土真実教行証文類(教行信証)』に含まれる『正信念佛偈(正信偈)』に出てくる言葉で、後ろに続く「常照我」とともに、「阿彌陀如来は常に見捨てることなく、常に私を慈悲の光で照らしてくれる」と云うような意味です。
購入地: 鳩居堂(京都府京都市中京区)
使用期間: 2012年11月13日~
大きさ: 160 × 114 (mm)
価格: 1,365円
京都鳩居堂で購入した御朱印帳です。鳩居堂はたいへん有名な文具店で、いわゆる文房四宝の他に便箋や封筒類、お香なども扱っています。京都寺町と東京銀座に店を構えている他、有名な百貨店などにも出店しています。
どのお店でも、御朱印帳を何種類か扱っているようで、今回購入した緞子で表装されたものや、和紙で表装されたものなど、種類は豊富です。大きさも小さいものから大きいものまで有りました。この御朱印帳は、いわゆる「小判(16×11cm)」の規格になるかと思います。
寺社などで販売されている御朱印帳の中には、あまり紙質が良くないものもあるようですが、鳩居堂で販売されているものは、流石に良い紙質でした(多分)。
この御朱印帳は、浄土真宗系の御朱印専用になる予定です。浄土真宗系の寺院では、御朱印をいただけない場合が多いようですが、そうではない場合もあります。浄土真宗の考え方からして御朱印自体に否定的なのは想像できますし、そういった事情もあって、浄土真宗系だけは別の御朱印帳にまとめた方が良いかと思った訳です。
購入地: 靖國神社(東京都千代田区)
使用期間: 2012年11月7日~
大きさ: 161 × 111 (mm)
価格: 1,000円(靖國神社の御朱印代含む)
靖國神社のオリジナル御朱印帳です。全体的に桜と雲の紋様が刺繍されていて、裏面には「靖國神社」の印も刺繍されています。また、この御朱印帳には、ボタンで留める方式の、厚手ナイロンの透明カバーが掛けられています。
表書きは書かれた(印刷された)状態で販売されていました。御朱印帳を購入すると、一頁目には靖國神社の御朱印がついてきて、朱印代は御朱印帳の代金に含まれていました。
この御朱印帳は、全国の護國神社専用にしようと思います。もっとも、「護國神社巡拝」のように、特に定められた「巡礼コース」的なものは無さそうですが。
寺院名: 平等寺(因幡堂)
宗派: 真言宗智山派
所在地: 京都府京都市下京区
「薬師如来」
因幡堂もこのあいだお詣りしたばかりで、その時は香港から来られた巡礼者の方の通訳(もどき?)を偶々引き受けてしまったのでした。
智積院で「京都十三佛」の御朱印帳を手に入れてきたので、再びお詣りしました。私の場合、こうした巡礼の順番は出鱈目のことが多いんですが、一番最初だけは第一番から開始した方が何となくいいかなと思い、前回来たときには御朱印を頂きませんでした。
このお寺、何となくですが頂法寺(六角堂)と共通するような、ある種の神秘的な雰囲気があるように思います。豊臣秀吉などによって度々行われた都にある寺院の場所替えの際、この平等寺と頂法寺だけは(?)、「寺ではなくてお堂だから!」という理屈で移転を免れてきたと云う話を、お寺の方から伺いました。もしかすると、これらのお寺が持つ神秘性は、(ある意味)格式の高い「寺院」ではなく、民間の信仰の中に融け込んだ「お堂」としての方向性と関係があるのかもしれません。
[京都十三佛霊場 第七番]
薬師如来
寺院名: 薬師院(こぬか薬師)
宗派: 黄檗宗
所在地: 京都府京都市中京区
「薬師如来」
第十番の菩提薬師と同様、住宅地の小さなお寺ですが、こちらはお堂の前に小さな境内があり、ベンチなどが設えてありました。こちらでも御朱印の対応に出てきて頂いたお寺の方とすっかり話し込んでしまい、お茶の接待まで頂いて仕舞いました。宿坊もされているようなので、いつか泊まりに来てみようかと。
黄檗宗のお寺で、ご住職は萬福寺の普茶料理を司っておられたとのこと。黄檗宗は中国語の発音を今に伝えるお経(梵唄)をはじめ、作法などにも他宗とは異なる独特のものがあり、たいへん興味を引かれます。
本尊の不来乎薬師(こぬかやくし)は毎年十月八日に御開帳で、その時には、何人かのお坊さんが集まって、盛大に法要が営まれるとのこと。ぜひ、黄檗宗の梵唄を生で聴いてみたいものです。
[京都十二薬師霊場 第九番]
不来乎薬師