寺院名: 金戒光明寺(くろ谷さん)
宗派: 浄土宗
所在地: 京都府京都市左京区
「吉備観音」
[洛陽三十三所観音霊場 第六番(二巡目)]
千手観音菩薩
寺院名: 永福寺(蛸薬師堂)
宗派: 浄土宗西山深草派系単立
所在地: 京都府京都市中京区
「蛸薬師如来」
一巡目はこの蛸薬師で成満となった「京都十二薬師」ですが、今回は蛸薬師で発願してみました。
わりと近い範囲に札所が集中しているので、今回もこの冬の間には成満できそうです。京都に出講するのは冬の間だけということもあり、一巡目を回ったのも冬でした。夏にも回ってみたいんですけどね。
[京都十二薬師霊場 第十二番(発願、二巡目)]
蛸薬師
寺院名: 清水寺 - 朝倉堂
宗派: 北法相宗
所在地: 京都府京都市東山区
「大悲閣」
拝観受付から入ってすぐ左側にあるお堂なのですが、工事中で拝観できませんでした。前回来たときも工事中でした。本尊の観音像も中に取り残されたままなのだそうです。
[洛陽三十三所観音霊場 第十三番(二巡目)]
十一面千手千眼観世音菩薩
寺院名: 清水寺
宗派: 北法相宗
所在地: 京都府京都市東山区
「大悲閣」
清水寺には、洛陽三十三所観音霊場の札所が五カ所もあり、本堂近くにある窓口で全部の札所の御朱印を頂くことになっています。但し、奥の院だけは奥の院にある窓口でも頂けます(…が、現在は工事中なので閉鎖されていました)。
こうした事情で、一人の人が全五カ所の御朱印を書く上、どの札所の墨書も同じ「大悲閣」なので、ほぼ同じ御朱印を五頁にわたって頂くことになります。そして、墨書の感じからして、前回(一巡目)の時と同じ方が書かれたようで、ほぼ同じ墨書を十個頂くという結果になりました。
[洛陽三十三所観音霊場 第十二番(二巡目)]
十一面千手千眼観世音菩薩
寺院名: 清水寺 - 奥の院
宗派: 北法相宗
所在地: 京都府京都市東山区
「大悲閣」
最近、改修工事が始まったばかりのようで、拝観できませんでした。
[洛陽三十三所観音霊場 第十一番(二巡目)]
三面千手千眼観世音菩薩
寺院名: 仲源寺(目疾地蔵)
宗派: 浄土宗
所在地: 京都府京都市東山区
「大悲殿」
祇園の街中にあるお寺なので観光客もよく立ち寄るのですが、観光地というよりもむしろ街の人たちが祈願に訪れるお寺という雰囲気です。
御本尊は大きな地蔵菩薩で、境内の片隅にある観音堂に千手観音像が祀られています。長い年月を経てだいぶ煤けた感じの観音像ですが、かなりの大きさがあります。すぐ間近で(といってもガラス越しですが)拝観できるのですが、私は何とも云えない生々しい存在感を感じます。それもあってか、祇園を通る時には、つい、いつも仲源寺に立ち寄ってしまうのです。
[洛陽三十三所観音霊場 第十六番(二巡目)]
千手観音菩薩
寺院名: 長楽寺
宗派: 時宗
所在地: 京都府京都市東山区
「大悲殿」
洛陽観音巡礼一巡目の時は雨の中のお詣りでしたが、谷間に位置するこのお寺には雨の雰囲気がよく似合うと思いました。
今回は雨ではなかったのですが、冬の日の早い夕暮れのため、谷間は既に薄暗くなってきていて、何とも寒々しい感じでした。それもまた、良い雰囲気でした。
[洛陽三十三所観音霊場 第七番(二巡目)]
准胝観音菩薩
購入地: 高台寺(京都府京都市東山区)
使用期間: 2013年1月15日~
大きさ: 180 × 120 (mm)
価格: 1,000円
高台寺のオリジナル御朱印帳で、わりと最近に発売されたものだそうです。高台寺の新しい御朱印帳は二種類有り、ひとつは、この「夢」と書かれた白色のもの、もう一つは蒔絵がデザインされた黒色のものがありました。いずれも、光沢のある表装になっています。また、裏面には「五七桐と十六菊」の紋が銀であしらわれています(スキャンでは銀地がうまく取り込めないので、黒色になっていますが)。
見返しのところには、高台寺の簡単な由緒書きと、表紙にある「夢」の解説が書かれています。高台寺は豊臣秀吉の正室であった、ねねが開いた寺ですが、この「夢」は秀吉が詠んだ
露とおち 露と消えにし 我が身かな
難波のことも 夢のまた夢
と云う歌に因んでいるようです。この「夢」の書は、庫裡の玄関にある衝立に認められており、遠くからですが実物を見ることができます。
寺院名: 青龍寺(伽羅観さん)
宗派: 浄土宗
所在地: 京都府京都市東山区
「大悲殿」
青龍寺は、洛陽三十三所の札所の中でも、特に小さいお寺のひとつと思います。一大観光地である高台寺の向かいにあるのですが、外見上はふつうの古民家という雰囲気で、洛陽観音巡礼の幟がたっていなかったら、ちょっと入りづらいかも知れません。
境内も、ふつうのお宅の庭先という感じですが、法然上人が六時礼讃に用いたという石が置かれています。多分、隕鉄なのではないかと思いますが、小石で叩くと鉦のような「カンカン」と云う金属音を聴くことができます。
[洛陽三十三所観音霊場 第九番(二巡目)]
聖観世音菩薩
寺院名: 實報寺 - 御首題
宗派: 日蓮本宗
所在地: 京都府京都市東山区
「南無妙法蓮華経」
實報寺には、去年ぐらいから何度も(たしか五回目)お詣りしているにもかかわらず、どういう訳か、いつも上人様が不在の時ばかりでした。今回もご不在だったのですが、翌週にもう一度来ると云うことにして御首題帳をお預けしてきました。そんな訳で、やっと御首題をいただくことができました。はじめから、御首題帳を預けてくれば良かったんですが。
鳥辺山にいくつかある日蓮系の寺院のうち、もっともふもとに近いところにあるのが實報寺です。他の寺院はみな日蓮宗ですが、このお寺だけは要法寺系の日蓮本宗です。それもあってか、印影の「玄宗極地 本持上行 扶桑恵日 長照閻浮」(この出典は不詳なんですが、日蓮聖人の御書でしょうか?)は、要法寺のものと同じ内容のようです。
寺院名: 普賢院
宗派: 高野山真言宗
所在地: 岡山県岡山市北区
「延命閣」
普賢院は吉備津神社のすぐとなりにあり、吉備路自転車道路(といっても、この区間は古い街並みの中の、ふつうの道路ですが)にも面しています。それもあって、よく前を通るのですが、お詣りをしたのははじめてでした。
道路に面して築地塀が続いていて、山門から続く境内にはいくつかのお堂や鐘楼が並んでいて、なかなかに立派なお寺です。本堂の裏手には歓喜天を祀るお堂もありました。もっとも、現在はそれほど沢山の人が訪れる風ではないようで、境内はひっそりとしていましたが。
境内の一番奥は吉備津神社の池にそのままつながっていて、その池の中にある島には宇賀神堂があります。おそらく、神仏習合の時代には、吉備津神社との関わりが強かったのだろうと推測されます。
御本尊は「延命普賢菩薩」で、寺名の由来にもなっているのですが、普賢菩薩を本尊とする寺院というのは、わりと珍しいのではないでしょうか?
購入地: 吉備津神社(岡山県岡山市北区)
使用期間: 2013年1月13日~
大きさ: 160 × 113 (mm)
価格: 1,000円
神社用の御朱印帳が残り一頁になったので、遅めの初詣も兼ね、以前から気になっていた吉備津神社のオリジナル御朱印帳を購入してきました。社紋の「五七桐」が金色の糸で刺繍されていて、併せて、境内にある大銀杏に因んだ銀杏の葉も刺繍されていました。
この御朱印帳には厚手ナイロンの透明カバーが掛けられています。烏森神社の御朱印帳のカバーと同様の、ボタンで留める方式ではないタイプのものでした。
表題は書かれていませんでしたが、受付でお願いし「御朱印帳」と記入してもらいました。表題は、頼めば任意のものを書いていただけるようで、「御朱印『ちょう』の字は『帳』でしょうか『帖』でしょうか?」と、逆に確認して下さいました。
十月からまわりはじめて、二ヶ月ほどで成満となった京都十二薬師霊場の先達セットが届きました。内容は、専用の先達証・略袈裟でした。
今年から始まった(正確には復興された)巡礼ですので、多分、私が四十三番目の先達と云うことになるのだろうと思います。成満しても先達申請をしない方も多々居られると思うので、成満者はもっと多い筈ですが。
袈裟は略式のもので、「京都十二薬師霊場 先達」の刺繍が施されています。観音霊場の袈裟同様、実際に着用している方は、まだ見かけた時がありません。
神社名: 金沢神社
所在地: 石川県金沢市
兼六園の中にある神社です。兼六園と敷地は一緒ですが、兼六園の入園料を払うところの外側ですので、参拝自体は無料です。
もとは前田藩藩校の鎮守として創建されたとのことで、菅原道真公が祀られています。そのため、祈願に訪れる受験生が多いようです。境内には「金城霊泉」という、金沢市の名前の由来となった泉があります。