神社名: 熊野神社
所在地: 東京都北区
寺院名: 髙岩寺(とげぬき地蔵)
宗派: 曹洞宗
所在地: 東京都豊島区
「南無地蔵尊」
とげぬき地蔵の通称で知られるお寺ですが、意外なことに(?)曹洞宗の禅寺です。思い込みかも知れませんが、この手の現世利益的な(…と云う書き方は語弊があるかもですが)雰囲気のお寺は、真言宗・天台宗といった密教系の印象が強い気がします。
病気治癒とか健康増進に霊験があるというので、たしか私の祖父も「足腰が丈夫になる」と云うお守りを授けてもらっていた記憶があります。門前の商店街は「おばあちゃんの原宿」などとも呼ばれ、お正月と云う事もあって参詣者でいっぱいでした。
寺院名: 日石寺(大岩不動)
宗派: 真言密宗
所在地: 富山県上市町
「不動明王」
毎年大寒のとき、境内の滝で催される寒修行のようすは、富山ではよく知られた季節のニュースです。そんなわけで、(少なくとも富山県内では)わりとよく知られたお寺なのですが、交通が不便な場所にある事も手伝って、富山に住んでいるときには結局一度もお詣りせず仕舞いでした。
このお寺の本尊は不動明王ですが、一般的によく見られる木製や金属製の仏像、あるいは紙などに書かれた絵像ではなく、岩肌に彫られた磨崖仏です。その岩壁に本堂が被せられるように設置されています。
私らが行ったときは時期も時期で、しかも夕暮れ時だったので、本堂には誰も居ませんでした。内陣の部分には、少なくとも立入禁止の表示はなく、柵もしていなかったこともあり、本尊の直ぐ手前の所まで入ってお詣りできました。結構な大きさです。
前々から、真言「密宗」って何だろうと気になっていたんですが、寺務所の方の話では高野山真言宗から分離した宗派とのこと。
門前のソーメンが有名なんだそうですので、また夏にでも来てみようかと思います。
寺院名: 錦織寺
宗派: 真宗木辺派
所在地: 滋賀県野洲市
「真宗木辺派 本山錦織寺」
錦織寺は浄土真宗の本山(真宗木辺派)の一つです。一般的に、浄土真宗の寺院では御朱印を頂けない場合が多いのですが、錦織寺では頂くことができました。
野洲駅から少し離れた田園地帯の中にあるお寺で、浄土真宗の中でもマイナーな存在ですが、前御門主は天体観測の反射鏡「木辺レンズ」の作成で高く評価され、先々代の御門主は日本仏教会の代表を務められるなど、独特な存在感を湛えているように思います。
声明も他派とは異なる独特の旋律を持っていて、今回はその旋律の研究について、ご相談させていただくための参詣でした。
満願寺院: 長圓寺
巡礼期間: 2012年12月4日~2013年12月3日
洛陽三十三所観音霊場の二巡目が満願し、長圓寺で満願証を頂きました。一巡するのに丁度一年でした。
この長圓寺の聖観音は、洛陽三十三観音の中でも特に印象的な観音像のひとつで、その意味からも二巡目はこちらを満願寺院に選びました。
寺院名: 長圓寺
宗派: 浄土宗
所在地: 京都府京都市下京区
「大悲殿」
二巡目満願のお寺は長圓寺でした。洛陽観音の中でも、個人的に最も印象的な観音像の一つがこの長圓寺の聖観音です。
[洛陽三十三所観音霊場 第二十四番(満願、二巡目)]
聖観音菩薩
寺院名: 福勝寺(ひょうたん寺)
宗派: 真言宗善通寺派
所在地: 京都府京都市上京区
「峰薬師」
[京都十二薬師霊場 第六番(二巡目)]
峰薬師
寺院名: 福勝寺(ひょうたん寺)
宗派: 真言宗善通寺派
所在地: 京都府京都市上京区
「聖観音」
[洛陽三十三所観音霊場 第二十九番(二巡目)]
聖観音菩薩
寺院名: 清和院
宗派: 真言宗智山派
所在地: 京都府京都市上京区
「聖観世音菩薩」
一巡目の時と同じくご住職の筆によるものなのですが、何度書いていただいても、洛陽観音巡りの中でも特に印象的な筆跡と思います。
最後の二文字は「くさかんむり」二つですが、これで「ぼさつ」と読みます。「菩薩」の文字は難しいので、くさかんむり二つに省略して書く(「ササぼさつ」)のですと、解説していただきました。同様の例としては、東京の普門院がありましたが、こちらも真言宗智山派の寺院です。こういう書き方が真言宗(あるいは智山派)に特有なものなのか、それとも他でも一般的に行われているのかは不詳です。
[洛陽三十三所観音霊場 第三十三番(二巡目)]
聖観音菩薩