寺院名: 薬師院(こぬか薬師)
宗派: 黄檗宗
所在地: 京都府京都市中京区
「不来乎薬師」
[京の通称寺巡拝 洛中その2-1「こぬか薬師」]
購入地: 永福寺(京都府京都市中京区)
使用期間: 2014年10月21日~
大きさ: 197 × 138 (mm)
価格: 1,000円
京の通称寺巡拝のために、永福寺(蛸薬師堂)で購入しました。京都周辺の「通称」を持つお寺を巡るもので、これ自体は結構前(1984年頃?)からあるようです。いわゆる観光地になっているお寺は少なく、どちらかというと「街のお寺」という感じのところが多いですが、それがまた味わい深いです。
この納経帳とは別に、「通称寺巡拝の栞」というガイドブック的なものも販売されていて(300円)、そこには各寺院で頂けるシール(一ヶ寺100円)を貼れるようになっています。
納経帳自体は、いわゆる「差し込み式」なのですが、「十二薬師」のものと同様、プラスチックの留め具によって、単票の御朱印用紙を挟み込んでいくようになっています。
購入してすぐの状態では、寺院の一覧表と裏表紙(奥付)だけが入っています。
納経印用紙は綴じられていなくて、各札所寺院を回った時に、専用の単票用紙ごと頂いて、綴じ込んでいくようです。
因みに、この巡拝には札所番号は無いみたいで、回る順番も任意です。各寺院は「洛中 その1」「洛中 その2」「洛東」「洛北」「洛西」「洛南」という六つの区分に分けられていて、いちおう各区分の中で1,2,3...と番号が振られてはいますが。
用紙は二つ折りで、開いた状態の右側(折った状態では表側)に各寺院についての説明書、左側(裏側)に御朱印があります。
寺院名: 頂法寺(六角堂)
宗派: 天台宗系単立
所在地: 京都府京都市中京区
「六角堂」
三巡目に入った「洛陽観音」ですが、今年の前半は京都での仕事が無かったので中断していました。今月から仕事が再開したので、巡礼も再開。仕事は二月までですので、それまでの間に三巡目がコンプリートできるといいんですけど。
[洛陽三十三所観音霊場 第一番(三巡目)]
如意輪観世音菩薩
寺院名: 菩提寺(恐山)
宗派: 曹洞宗
所在地: 青森県むつ市
「加羅陀山地蔵大士」
一般に恐山というと、「賽の河原」とか火山噴気地帯の「地獄」とかの光景が思い浮かぶのですが、それらは宇曾利湖という湖の湖畔にあり、この菩提寺というお寺の境内から一続きになっている(あるいはそれらも境内?)地域一帯ということになります。因みに、恐山という単独の山はなくて、宇曾利山と云う大きな火山の外輪山全体を「恐山」と呼んでいるようです。つまり、山の名前というよりは地域の名前っていうことなんですかね。
その菩提寺は、イメージ的には密教っぽい気がするんですが、実際には曹洞宗のお寺です。これまた単なる思い込みかも知れませんが、禅宗とくに曹洞宗は、こういう死後の世界とか、その手のものと親和性が低いような気がするんですけどね。
火山ガスの関係もあって、境内では線香やロウソクを焚くことが禁じられているようです。その代わりに(?)、至る所にかざぐるまが供えられています。風が吹くとキュルキュルと云う音をたてていて、何やら鬼気迫る雰囲気があります。
それから、火山地帯だけあって、境内の随所にも温泉が湧いていたりします。参道のすぐ脇には湯小舎もあって、男性用・女性用に別れています。拝観料を払っていれば入浴は無料です。参道から少し離れたところには混浴の小舎もあるのですが、入り損ねました。いわゆるお風呂やさんではないので、入口の扉を開けると、いきなり脱衣場と浴室があるという素朴なもので、お風呂に入っていると、時々観光客の人が入口の扉を開けて覗いて行ったりします(もちろん男湯の方の話)。当然、タオルとかもありませんから、事前に用意するか、または、門前のお土産やさんで買っておく必要があります(因みに、門外に出ても再入場可)。
購入地: 菩提寺(青森県むつ市)
使用期間: 2014年9月22日~
大きさ: 182 × 123 (mm)
価格: 1,000円
恐山にある菩提寺のオリジナル御朱印帳です。御朱印帳自体は恐らく汎用品のもので、京都の智積院でも似たような製品を購入したときがあります。ただ、表紙には地蔵尊の画と「霊場恐山」という文字が、金で箔押しされています。
菩提寺の寺務所で販売されていて、購入時には表紙の「御朱印帳」と云う題字は書かれていませんが、寺務所の方にお願いして記入してもらいました。
御朱印帳はこのような紙製の鞘に収められています。